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嫌いでも突き放せないのが「家族」…妹の件で決意したこと【妹は量産型シングルマザー Vol.51】

Woman.excite / 2023年11月8日 17時0分

嫌いでも突き放せないのが「家族」…妹の件で決意したこと【妹は量産型シングルマザー Vol.51】

不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 

主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなが出産し、しばらく一緒に住むことに。

6年ぶりに再会したりなは整形して量産型シングルマザーに。子どもの父親とは、認知しない代わりに養育費月40万円をもらうという約束だったが、養育費は4万円に減額され…。
りなの無責任な行動を見た母は「私が孫を育てる」と決意。姉・さえは、りなのワガママを今後一切受け入れないことを条件に、母と姪っ子を支援をすることを約束しました。

久しぶりに帰ってきたりなに、真面目に仕事と子育てをするよう伝えると、自分がこうなってしまったのは母のせいだと人のせいにするりな。「無理ならこの場で子どもを手放しなさい」と言う母の言葉に改心し、子育てに専念するようになったのに…。ある日突然、置き手紙を残して家を出ていったりな。

正式に母の娘となったキキが1歳の誕生日を迎えた日、友人から送られてきたりなのSNSには、キキの誕生日を祝う言葉と、家族の悪口、そして今の悲惨な現状が書かれていたのでした。

このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。

■前回のあらすじ
ホスト通いや整形をするために体を売り、病んでいる様子のりな。「〇にたい」という言葉が目に止まったさえでしたが、キキも幸せも手放したのは自分でしょ…と冷ややかな気持ちで眺めるのでした。

■何が幸せなのか、キキ自身が判断できるその時まで…






■どんなに複雑な形でも大切な存在…それが「家族」






りなの安否を知り、安堵した表情を見せた母。散々面倒をかけられても、大切な娘のひとり。

そんな母の表情を見て、そう簡単に突き放せないのが家族、面倒でも大切なものなんだと改めて気付かされたさえは、自分なりに一生懸命キキと母を支えていこうと決意しました。

自由に遊びたいという欲に溺れたりな。これがりなにとっての幸せなのかどうかはりな自身にしかわかりませんが、キキとの人生を捨てるほど幸せなものだったのでしょうか…。
罪悪感を背負いながら、しっかり生きていって欲しいものです!

どこかできっと元気にしてるだろう、と思い合って生きていく、複雑な「家族」のお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました!


(神谷もち)

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