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「ジャスミンライス」とは?美味しい食べ方を紹介〜カレーやガパオ、カオマンガイも登場♪

Woman.excite / 2024年3月26日 6時0分

「ジャスミンライス」とは?美味しい食べ方を紹介〜カレーやガパオ、カオマンガイも登場♪

エスニック料理専門店などで目にすることの多い、ジャスミンライス。タイ米の一種で、華やかな香りや甘み、パラパラとした食感が特徴です。

日本のうるち米とは異なる独特の味わいですが、カレーなどのタイ料理との相性は抜群! たくさんの香辛料が使われる刺激的な料理にも負けない美味しさがあります。


そこで今回は、ジャスミンライスの特徴のほか、ジャスミンライスを使ったレシピ、ジャスミンライスによく合うタイ料理をご紹介します。

カレーやガパオライスにジャスミンライスを使えば、まるでお店のような本格的な味わいに仕上がります。家では炊いたことがないという方もぜひチェックしてみてください。

■ジャスミンライスとは?


ジャスミンライスはタイ米(インディカ米)の一種で、「香り米」とも呼ばれる最高級のお米です。その特徴は、細長い形状、華やかな香り、独特のほのかな甘み、そして粘りの少ないパラパラの食感にあります。名前からジャスミンの香りが連想されがちですが、実際には、稲の穂の色がジャスミンの花のように白いことから、ジャスミンライスという名前が付けられました。

現在、世界で食べられているお米は、主に「ジャポニカ種」と「インディカ種」の2種類。「ジャポニカ種」は日本で食べられているお米、「インディカ種」は私たちがタイ米として知っているお米です。実はこの「インディカ種」が世界で最も生産量が多く、約8割を占めています。「インディカ種」(タイ米)の中で最高級のランクに位置するジャスミンライスは、世界的に見てもトップクラスの美味しさということですね。

一般的にタイ米は、香りの少ないさっぱりした味わいで、粘りが弱く少しパサついた食感が特徴です。しかし、ジャスミンライスはその他のタイ米に比べて甘みが強く、粘りのある味わい深いお米として高く評価されています。味の濃い香辛料の効いたエスニック料理との相性は抜群で、特にカレーなどの汁物と合わせると最高に美味しいです! 炊飯器でも簡単に炊けるので、ぜひチャレンジしてみてください。

■ジャスミンライスを使ったレシピ3選

・エビのグリーンカレー




エビの頭から出るダシが味わい深い、本格的なグリーンカレーのレシピです。本格的と言っても、市販のグリーンカレーペーストとココナッツミルクを合わせて煮るだけなので、意外に手軽に作れます。激辛でスパイシーな風味に、さっぱりしたジャスミンライスがよく合います。



・チキンレッドカレー




そこまで辛いものが得意でない方には、レッドカレーがおすすめです。グリーンカレーは激辛の生の青唐辛子が使われているのに対して、レッドカレーは乾燥赤唐辛子が使われているため、辛みは少し控えめ。野菜がたくさん入っているのもうれしいポイントです。



・ベトナム風地鶏のカレー




ベトナムのカレーの特徴は、ホクホクの甘いサツマイモが入っていること。ココナッツミルクとの相性も抜群です。さらに、レッドカレーペーストとカレー粉を合わせて使うので、タイカレーよりもマイルドでやさしい味わいになり、スパイスやハーブの香りを存分に楽しめます。



■ジャスミンライスと好相性のタイ料理レシピ10選

・お手軽ガパオのレシピ 本格的なタイの味わいを再現




細かく刻んだ鶏もも肉を使うガパオライスのレシピです。ナンプラーとオイスターソースを使えば、簡単に本格的な味わいを再現できます。現地ではホーリーバジルというハーブを使うのがポピュラーですが、手に入りやすいスイートバジルで代用できます。



・おうちで本格タイ料理! 豚ひき肉のタケノコガパオライス




こちらは豚ひき肉とタケノコを使ったガパオライスです。タケノコのコリコリした食感がアクセントになって、とっても美味しいですよ。ニョクマムよりナンプラーの方が塩気が強いことが多いので、代用するときは塩分量に注意してくださいね。



・タイ風チャーハン




ジャスミンライスは粘りが比較的少ないので、チャーハンなどの炒め物にも最適です。テクニック不要で、簡単にパラパラのチャーハンが作れます。赤唐辛子を使ったピリ辛で濃厚な味付けですが、トロッとした目玉焼きが味をまろやかにまとめてくれます。



・プーパッポンカリー(タイ風カレー)




プーパッポンカリーとは、カニをカレー粉で炒めて卵でとじた、マイルドな辛みのタイ風カレーです。現地ではぶつ切りにしたカニを殻ごと炒めるのですが、こちらのレシピでは、カニの缶詰を使って手軽に再現します。缶詰の汁も使うので、カニの旨味たっぷりです!



・タイ風カレー




辛いものが苦手でタイカレーにチャレンジできないという場合は、こちらのレシピがおすすめです。カレールウを使うので辛さは控えめですが、ココナッツミルクとナンプラーがしっかりとしたエスニックな味わいを出してくれます。苦手でなければ、ぜひパクチーもトッピングしてみてください。



・アジのタイ風あんかけ




カリカリに揚げたアジに、野菜たっぷりの甘辛いあんをかける、彩り豊かなおかずです。あんにフルーツも入っているところが、エスニックらしい雰囲気ですね。本場ではパーティーなどの際に、高級魚のマナガツオを使って作られることが多いそう。



・牛肉のエスニック炒め丼




牛肉をカレーペーストで炒めて、野菜と一緒にごはんにのせるだけの簡単エスニック丼。さまざまな生野菜のみずみずしい食感と、しっかりとした辛さのある牛肉のジューシーな味わいが絶妙にマッチします。パパッと作れるので、休日のランチにぴったりです。



・エスニックスープ




世界三大スープと呼ばれるトムヤムクンを、手軽に作れるように簡単バージョンにアレンジ。手に入りやすい調味料を合わせて、具材を煮るだけで完成します。酸っぱ辛いタイのスープは、香り豊かなジャスミンライスとの相性も◎です。



・鶏肉のココナッツミルク煮




タイでトムヤムクンと並ぶ人気の「トムカーガイ」というミルクスープ。鶏肉をココナッツミルクで煮た家庭料理で、鶏の旨味が溶け出したまろやかな味わいが特徴です。タイ料理特有の辛みや酸味は控えめなので、どんな方でも食べやすいスープですよ。



・カオマンガイ風ご飯




チキンスープでごはんを炊いてサラダチキンをのせるだけの、簡単なカオマンガイのレシピです。みそとナンプラーの意外な組み合わせのタレがごはんによく合います。ジャスミンライスを使う場合は、研がずに水ですすぐ程度にして、浸水せずに炊きましょう。



ジャスミンライスは日本で一般的に食べられているお米よりもパラッとしていて香りが良く、カレーやチャーハンなどの、ごはんに味を加える料理にぴったりです。おうちで作るエスニック料理も、ジャスミンライスを添えるだけでお店のような味わいにランクアップします! ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にして、ジャスミンライスにチャレンジしてみてください。
(稲見ぶん)

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