独特の世界観の絵本が大人気! ヨシタケシンスケさん初の大規模展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」【編集部の「これ、気になる!」 Vol.85】
Woman.excite / 2024年8月7日 10時0分
2013年に『りんごかもしれない』で絵本作家としてデビューして以降、子どもから大人まで大ブームを巻き起こしているヨシタケシンスケさん。自身初の大規模展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」がそごう美術館で開催中です。
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」のイメージ。©Shinsuke Yoshitake
この展覧会では、ヨシタケさんが絵本作家デビュー以前から描きためてきた1万枚を超えるスケッチの中から、約2,500枚を複製し公開。ユーモアかつシュールなヨシタケさんの発想の源ともいえるスケッチが見られるなんて貴重ですね!
愛用の手帳(『あんなに あんなに』スケッチ)撮影:野澤亘伸 ©Shinsuke Yoshitake
『あんなに あんなに』ポプラ社 2021年 ©Shinsuke Yoshitake
また『りんごかもしれない』や『つまんない つまんない』など、約20作の人気絵本から原画や構想段階のアイデアスケッチなどを紹介。作品の世界に入り込んだような体験ができる展示もあるとのこと。
『つまんない つまんない』原画 ©Shinsuke Yoshitake
『つまんない つまんない』白泉社 2017年 ©Shinsuke Yoshitake
『なつみはなんにでもなれる』アイデアスケッチ ©Shinsuke Yoshitake
『なつみはなんにでもなれる』P H P研究所 2016年 ©Shinsuke Yoshitake
『りんごかもしれない』原画 ©Shinsuke Yoshitake
『りんごかもしれない』ブロンズ新社 2013年 ©Shinsuke Yoshitake
『ころべばいいのに』原画 ©Shinsuke Yoshitake
『おしっこちょっぴりもれたろう』原画 ©Shinsuke Yoshitake
慣れ親しんだ絵本でも、原画にはまた違った趣が感じられそうです。
ヨシタケさんは絵本を出版する前からイラストレーターや造形作家として活躍していました。今回は学生時代の立体作品やアトリエに保管されていた私物コレクションの展示もあり、ヨシタケさんの独自の発想がどこからくるのか垣間見られそうです。
《ぶくぶく観音》撮影:加藤新作 ©Shinsuke Yoshitake
カブリモノシリーズ《ACcess100》撮影:三橋純 ©Shinsuke Yoshitake
展覧会公式図録には、絵本のためのアイデアや原画、展覧会のために描いた未公開スケッチなど、なんと1000点以上を収録。さらにヨシタケさんのインタビューや、絵本作家デビュー10年の奇跡をたどる専門家による絵本論など盛りだくさん!
『ヨシタケシンスケ展かもしれない 公式図録 こっちだったかもしれない』
2,970円(税込) ©Shinsuke Yoshitake
そして、展覧会といえばオリジナルグッズも楽しみの一つですが、そのラインナップも豊富。一部を紹介します。
「アイツ」のぬいぐるみ Sサイズ 2,530円(税込)
ミニトート各種 3,300円(税込)
甘いもので頭がいっぱい巾着(ラムネ入り) 各種1,650円(税込)
ヨシタケシンスケさんプロフィール:1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版して以降、『もう ぬげない』(ブロンズ新社)、『なつみはなんにでもなれる』P H P研究所 、『あんなに あんなに』(ポプラ社)などで7度にわたりMOE絵本屋さん大賞1位に。『りんごかもしれない』で第61回産経児童出版文化省美術賞、『つまんない つまんない』(白泉社)の英語版『The Boring Book』で2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞。
ヨシタケさんの絵本ファンにはたまらない展覧会。この夏休み中にお子さんや友人と、ヨシタケシンスケさんの世界を体感しに、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。
※写真は東京会場の様子。撮影:黒澤義教
▼展覧会メインビジュアル
©Shinsuke Yoshitake
会期:2024年7月23日(火)~9月2日(月)
会場:そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6階)
住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階
時間:午前10時~午後8時 *入館は閉館の30分前まで。
(そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合あり)
休館日:会期中無休
入館料:(税込) 事前予約不要
一般1,400(1,200)円、大学・高校生1,200(1,000)円、中学生以下無料
*公式オンラインチケット(e-tix)では、いつでも( )内の料金にてお求めいただけます。
オンラインチケット:
https://www.e-tix.jp/sogo-seibu_yoshitake-ten_yokohama/
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」公式サイト:
https://yoshitake-ten.exhibit.jp/
そごう美術館 公式サイト:
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/
(田辺香)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ヨシタケシンスケ最新作『そういうゲーム』本日発売
PR TIMES / 2024年11月20日 14時15分
-
73万部を突破したヨシタケシンスケ作『もう ぬげない』の大型絵本を11月20日(水)に発売
PR TIMES / 2024年11月19日 13時45分
-
人気絵本作家・長谷川義史の最新刊『ミーコ』は幼い頃の飼い猫の思い出
PR TIMES / 2024年11月14日 14時48分
-
明日をちょっと明るくする、子どもと大人のための“ハローワーク”ストーリー。ヨシタケシンスケ・著『おしごとそうだんセンター』にクリスマス限定全面オビが登場!
PR TIMES / 2024年11月5日 17時45分
-
第5回「TSUTAYAえほん大賞」で『おすしが あるひ たびにでた』(田中達也)第2位、『ちょっぴりながもち するそうです』(ヨシタケシンスケ)第3位を受賞!
PR TIMES / 2024年10月25日 13時45分
ランキング
-
1ファミマの「発熱・保温インナー」はヒートテックより優秀? コンビニマニアが比較してみた
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月21日 19時55分
-
2【冬の乾燥対策に】ドラッグストアで手軽に買える! ハンドクリーム5選
マイナビニュース / 2024年11月21日 17時0分
-
3とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
-
4この症状が出たらすぐ対策を!50代女性の3人に1人が悩む尿漏れ・頻尿の原因【専門医が解説】
ハルメク365 / 2024年11月21日 22時50分
-
5冬は血管がドロドロになりやすい…「絶対に放置してはいけない脳卒中」リスクが急増する"危険な場所"
プレジデントオンライン / 2024年11月21日 18時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください