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沖縄料理の「ラフテー」とは?本格的な作り方や、豚バラブロック肉を使った絶品レシピ10選♪

Woman.excite / 2024年8月6日 8時0分

沖縄料理の「ラフテー」とは?本格的な作り方や、豚バラブロック肉を使った絶品レシピ10選♪

沖縄の郷土料理「ラフテー」は、こっくりとした味わいでご飯やお酒と相性抜群です。

沖縄へ旅行中に食べたことがある方もいるかもしれませんが、おうちでも本場の味を再現できます。


今回は、豚バラブロック肉を使った【自家製ラフテー】の作り方をご紹介。

豚バラブロックはラフテー以外にも、チャーシューや茹で豚、炒め物、煮物に使えて便利です。豚バラブロック肉を使った絶品レシピ【10選】も、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!

■「ラフテー」とは?
ラフテーとは沖縄県の郷土料理のひとつで、皮付きの豚の三枚肉を使った角煮のこと。別名「ラフティー」とも呼ばれ、琉球王朝時代から受け継がれてきた伝統的な保存食です。

黒砂糖・しょうゆ・泡盛などでじっくり煮込み、柔らかくてとろけるような口当たりが特徴。こっくりとしたコクのある味わいで、かすかに残る泡盛の香りが楽しめます。

沖縄の食文化(豚肉文化)は、琉球王朝時代に中国から影響を受けて発達。そのため、「豚に始まり豚に終わる」と言われています。当時から豚の顔、耳、血まで余すことなく使われていたそうです。「ラフテー」も皮ごと使います。

■沖縄の味【自家製ラフテー】の作り方
じっくり時間をかけて煮込むことで、柔らかくジューシーな仕上がりに。こっくりとした味で、ご飯にもお酒にもぴったりな一品です。泡盛や黒砂糖がなくても、通常の料理酒と砂糖でも代用可能ですが、本場の味に近づけるなら、いずれかひとつでも使ってみましょう。

らふてー
らふてー

【材料】(3~ 4人分)

豚バラ肉(塊) 600~800g
  泡盛(または焼酎) 400~500ml
  黒砂糖 大 4~5
  しょうゆ 大 4~5
  ショウガ(薄切り) 1片分
  ゆで汁 200~300ml
  かつお節 10g
  昆布 10cm角1枚分
青菜 1束分
  塩 少々
  マッコー(入手できれば) 4~6本分
  サラダ油 少々
  塩 少々


【下準備】

1、豚バラ肉を200~250gのブロックに切り分け、大きめの鍋にたっぷりの水と入れ、強火にかけ煮立てばアクを取り、クツクツ煮立っている状態の火加減で40~50分ゆでる。途中アクを取りながら竹串がスッと刺さる位までゆでて下さい。ゆで汁はキッチンペーパーでこし、氷水などで冷やし、脂が固まれば取り除く。残ったゆで汁は冷凍しておけばスープストックになります。

らふてーの下準備1

2、青菜(ここではチンゲン菜を使っています)は水洗いし、塩を入れた熱湯でゆで水に取りあら熱が取れれば水気を絞って食べやすい長さにきる。(チンゲン菜は、十字に切り込みを入れ、手で裂いてゆでると早くゆでられます。)

らふてーの下準備2

3、昆布は汚れを拭き取り、4~6つに割っておく。


【作り方】

1、ゆでた豚バラ肉は3~4cm角に切り、鍋に重ならないように並べ、泡盛、黒砂糖、ショウガ、昆布を加え、豚バラ肉がじゅうぶん浸るくらいまでゆで汁を加え、強火にかける。

らふてーの作り方1

2、煮立ったら、落とし蓋をし弱火で30分煮る。(豚肉の表面を焼いていませんので、火が強いと煮くずれるかもしれませんので、弱火で煮込みます。)

らふてーの作り方2

3、しょうゆを加え30~40分煮る。かつお節を加え、さらに20~30分煮る。豚バラ肉がやわらかくなったら器に青菜と盛りあわせる。

らふてーの作り方3


【このレシピのポイント・コツ】

ここでは、マッコーと呼ばれている水田で栽培されている、破竹のような野菜を縦1/2~1/4に切り、サラダ油でサッと炒め、軽く塩を振りかけたマッコー炒めを添えています。

らふてーのポイント・コツ




■豚バラブロック肉を使った絶品レシピ10選
ガッツリとお肉をお腹いっぱい食べたいときは「豚バラブロック肉」の出番です。

・手作り本格チャーシュー(焼豚)




余分な脂が落ちたチャーシューは柔らかくて絶品! しっかりとした味でおかずにはもちろん、ラーメンのトッピングやチャーハンの具におすすめです。保存袋に入れて密封すれば、3日~1週間ほど冷蔵保存できます。



・塩麹豚




豚バラ肉に塩麹を塗り込んで保存袋で密閉したら、あとは炊飯器にお任せ。旨味が凝縮して柔らかく、手軽にプロの味に仕上がります。薬味などを添えて召し上がれ。料理初心者も失敗せずに作れますよ。



・ゆで豚とニンニクみそのレタス巻き




豚バラ肉をヘルシーに楽しむならコレ! 茹でることで余分な脂をカットし、野菜もたっぷり摂れるメニューです。旨味たっぷりの自家製ニンニクみそが味の決め手。お好みで薬味やキムチを添えて、楽しみながらいただきましょう。



・サムギョプサル




豚バラ肉を塊のまま焼いてから、ひと口サイズに切るのが韓国流。サンチュで包み、韓国みそ「サムジャン」やお好みのトッピングを組み合わせて食べます。ちょっとしたパーティーや週末ごはんにいかがですか?



・厚切り豚肉の本格回鍋肉




豚バラ肉を厚切りにして使うため、ボリューム満点です。下茹でして余分な脂を落とすため、思った以上にさっぱりと食べられます。ご飯やビールにもぴったり。男性や食べ盛りのお子様も喜んでくれそうですね。



・白菜と豚バラ肉の蒸し煮




豚バラ肉は、蒸し煮にすることで柔らかくなります。白菜と相性抜群です。バターを入れてコクをUPさせましょう。それぞれの素材の旨味も引き出されます。仕上げにポン酢をかけてから召し上がれ。後味さっぱりで夏に最適です。



・豚肉と大根の柔らか煮




ホロホロの豚バラ肉と、味のよくしみ込んだトロトロ大根のコンビが最高です。圧力鍋を使うと、時短で柔らかジューシーな“褒められおかず”に。こっくりとした味わいで、ご飯がどんどん進みます。



・豚バラ肉のミントマスタードソースがけ




豚バラ肉を洋風ソテーにアレンジ。粒マスタードとミントの爽やかなソースで、脂っこい豚バラ肉もさっぱりといただけます。蒸し野菜や葉物を添えれば、レストランのようなおしゃれな一品の完成です。



・豚バラ肉と根菜のポトフ




厚切りの豚バラ肉とゴロッと根菜類の入った、ごちそうポトフです。肉の旨味がしみ出したスープもおいしく、体が温まります。肌寒い日はもちろん、冷房で体が冷えやすい夏にもおすすめです。



・豚バラ丼




豚バラ肉を豪快にカットして甘辛ダレをからめる、ボリューム満点のスタミナ丼です。シャキシャキ食感の千切りキャベツも添えるため、これひとつで一食が完結。忙しい日の晩御飯や休日ランチにどうぞ。



自家製ラフテーは薄切りにして、ご飯や麺類にのせて食べてもおいしいです。豚バラブロック肉があれば、家族みんなが大満足できるおかずが作れます。ぜひ今回ご紹介したレシピを試してみてくださいね。
(川原あやか)

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