究極のおつまみ【なめろう】の作り方とアレンジレシピ7選〜サーモンやイワシ、洋風もおいしい!
Woman.excite / 2024年8月8日 6時0分
千葉県・房総半島の郷土料理「なめろう」は、魚の旨味と爽やかな薬味が効いた、お酒が進む究極のおつまみです。
作り方はいたってシンプルなので、火を使わずに、おうちで簡単に作れます。薬味をたっぷり入れることで夏バテ予防にも!
そこで今回は、定番アジのなめろうの作り方のほか、アレンジレシピや丼レシピなど【7選】をご紹介。ぜひ参考にしてください。
■「なめろう」とは?
なめろうとは、魚のたたきの一種であり、千葉県・房総半島の郷土料理です。主にアジにみそ、ネギ、ショウガなどの薬味を混ぜ、包丁で粘りが出るまで叩くのが特徴。口に入れた瞬間、ねっとりとした食感とともに滋味深い味わいが広がります。
元来、漁師飯として親しまれていて、釣ったばかりの魚を船上で手軽に食べるために考えられました。味つけにみそが使われているのは、揺れの多い船上では液体のしょうゆだとこぼれてしまうため。漁師の知恵ですね。
名前の由来は「皿をなめるほどおいしい」という説や、粘りが強く皿にこびりついてしまうことから「なめないと食べられない」という説があります。
■絶品おつまみ【アジのなめろう】の作り方
アジは刺身用や切り身でOK。みそと薬味と一緒に包丁で叩き、全体になじんで粘りが出たら完成です。旨味や食感を存分に楽しめ、お酒と相性抜群。海苔で巻いたり、お茶漬けにしたりするのもおすすめです。
【材料】(4人分)
アジ(お刺身用3枚おろし) 1尾分
酒 小 1
ショウガ 1/2片
小ネギ(細ネギ)(刻み) 大 4
みそ 大 1.5
大葉 4枚
ユズ(又はスダチ2個) 1/2
【下準備】
1、アジが1尾の場合、3枚におろす。アジのゼイゴを取り、腹ビレの下に両側から包丁を入れ、頭を切り落とす。腹側に頭側から尾まで切り込みを入れ、ワタを取り出す。頭側を上に背を右側に置き、背びれの上に包丁を入れる。中骨に添わせ中央まで切り、背側を骨から切り離す。
アジの向きを変え、腹側を中骨に添わせ、中央まで切り込み、腹側を骨から切り離す。頭側の中央の骨に包丁を当て、尾まで滑らせるように切り、骨と身を切り離す。反対の身も同様に切り離し、3枚おろしにする。
包丁を寝かせ、腹骨をすき取り身の中央を指先で確認しながら小骨を抜く。
2、ショウガは皮をむき細かいみじん切りにする。
3、ユズは4つに切る。スダチの場合は横半分に切る。
【作り方】
1、アジはサッと水洗いして水気を拭き取り、皮を上にして置き、
身の広い方(頭側)から尾の方に向かって両側とも浅く切り込みを入れ、身を押さえながら頭側の皮から引きはがす。
2、アジは細切りにして酒を振り掛け、みじん切りショウガ、みそを加え、包丁で全体に混ぜながらたたく。
3、刻み細ネギを混ぜ合わせ、器に大葉を敷いてアジを盛り付け、ユズ又はスダチを添える。
■なめろうの<アレンジ>レシピ4選
プラスする食材を工夫すれば、いろんな味わいのなめろうを堪能できます。
・アジのミョウガなめろう
お疲れ気味なときこそ、たっぷり薬味まみれにしちゃいましょう。爽やかな香りのミョウガを加えることで、後味さっぱり。臭みも和らいで、アジの旨味が引き立ちます。
・サーモンとアジのなめろう
サーモンのまろやかな脂とアジの旨味が融合した、なんとも贅沢な一品。仕上げに刻んだ大葉やレモン汁をかけることで一層風味が増し、さっぱりと食べれらます。老若男女問わず、誰でもお気に入りになりそうなメニューです。
・イワシのなめろう
イワシは粗めに刻んで食感を少し残すことで、おいしさが増します。お酢につけながら食べると、マイルドな味わいに。キリッと冷やした日本酒ともよく合いますよ。
・アジの洋風なめろう
なめろうにニンニクと粉チーズを入れて、洋風にアレンジ! ワインにもよく合う味で、クラッカーやトーストにのせて食べるのがおすすめです。気分を変えて楽しみたいときはぜひお試しを。
■なめろうを使った<丼>レシピ3選
火を使わず、どれも15分以内で作れるので、忙しい日のご飯に最適です。
・鯵のなめろう丼
塩気と薬味が効いたなめろうはご飯とも相性抜群! ご飯となめろうがよくなじみ、食べ応えのある一品になります。火を使わず手軽に作れるため、忙しい日はこれで決まり!
・アジの梅なめろう丼
梅の酸味とゴマの香ばしさがいいアクセントになって、夏バテ気味でもさっぱり食べられる丼メニューです。ショウガや大葉などの薬味パワーで食欲も増進。お酒も進む味つけです。
・キムチなめろう丼
アジとキムチを組み合わせ、韓国風にアレンジ。卵黄が全体をまろやかにしてくれますよ。どんどん箸が進むおいしさです。疲れた日の夕食や夜食としてサクッと味わいたいですね。
「なめろう」はご飯のおかずに、お酒のおつまみに、丼にして主食に、と想像以上に食べ方が豊富。ただし、生魚を使っているので、なるべく早めに食べ切るようにしましょう。今回ご紹介したレシピを参考にして、ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。
(川原あやか)
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