「私に恥をかかせる気?」古いしきたりに縛られ嫁に無理強いする義母… 読者「本当に令和の話?」
Woman.excite / 2024年10月12日 16時0分
淳と結婚し、娘を設けた葵。夫婦生活はうまくいっていますが、一つ問題が。田舎に住む義母がなかなかのクセ者で、特に田舎の古いしきたりにこだわりが強くて困っているのです。
■初めての訪問者に「お茶を淹れろ!?」
いきなり淳の母親と2人きりになり、気まずい雰囲気の中…
ついて早々、淳の母親の圧に戸惑いを隠せない葵。
「結婚式をやらないなんて理解できない」と淳の母親。結局、折り合いがつかないまま、淳と葵は帰路へ。
淳の田舎の初節句はちょっと独特なようで。
ところが、ひな人形を送ってすぐに義母から「あれじゃ雛人形とは言えない!」と怒りの電話が。
結局、初節句には行かぬまま終わりました。
■親戚もみんな人使いが荒い!
やがて葵が復職してしばらく経ち、ついに義父の七回忌で義実家に行くことに。義母には前日から来てほしいと言われましたが、葵は仕事が忙しいため断ると…
淳と葵は当日なるべく早く行くことにしました。
休日だというのに仕事の連絡まであり…
淳と葵は義実家を後にしました。
一方で、帰られてしまった義母の立場からしてみると…。
「淳はみなさんの心配をして…」と小百合がいうと「心配の仕方が違う」と怒りをあらわにする親戚たち。
小百合は親戚たちに平謝りしてなだめ、お土産を持たせて帰宅させました。
小百合も相当ストレスが溜まっている様子。淳たちとの関係は修復できるのでしょうか。
こちらは投稿者のエピソードを元に、2024年9月19日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。
■読者「いつの時代?」
まずは義母に対するコメントです。ほとんどが批判的な意見ですが、同情する声もちらほら。
・婚姻関係も結んでいない、まだ他所様の家の娘さんに茶を煎れろとな? しかも娘さんは初訪問。茶筒も急須も茶托に湯のみの在り処、台所の場所すら知らんのに? くそババア、いくら何でもむちゃぶりが過ぎるぞ。一般的な常識も無さすぎる。
・嫁は小間使いで口答えはあり得ないという考えなんでしょうね。おそらくこの姑さん自身もそういう扱いされてきたのでそれが正しいと信じて同じことをしているだけですね。
・うわっ。今は令和なのに、義母の「オツム」は大正時代で止まっているとか。お嫁さんが、最初に台所に立たされるなんて、やっぱり嫌です。
・この話は本当に令和6年の話? 義母は親戚のために生きているのでしょうか。
・くそババアってば、明治時代か大正時代生まれなの〜? 住んでいる土地の風習なのか、連綿と続いて来た因習なのか知らんが、くっっっそ古くて腐り果てているものを引き摺り出されてもなぁ。脳内情報を令和の現代にアップデートしてから話しをしようか?
・どこの世界の話だろう? ちょっとついていけない・・・まだ結婚してないよね。初対面のよそ様のお嬢さんに対してずいぶんと礼儀知らずの母親ですね。
・義母も嫁に来た立場なら選手交代せずに、自分で役割を果たせばいいじゃない。要は自分がやってきたから嫁にも同じことさせないと気がすまないだけに感じるけど?風習に縛られすぎて人が寄り付かなくなる前に考え変えた方がいい。
・義母は自分の保身ばかりなんだね。掌で転がしてるようで、狭い世界に囚われてるの自分じゃない。繰り返さず断ち切りなよ。
・慣習とかなんとか言って、結局のところは自分がした苦労を嫁にもさせたいだけの意地悪ばばぁなんじゃないかなー。というか、自分でも気づいてるでしょこの環境窮屈って。この場から抜け出す勇気もないのに嫁イビリのときだけは威勢がいいんだね。
・このお義母さんも可哀想だよね。時代とは言え、昔はそれが当たり前できっと旦那もかばってくれなかったんでしょう。やりすぎだし女性蔑視だと思いますが、今の若い子って本当に何にもしない。座ってるだけ。このお義母さんはちょっと・・だけど、気持ちはわからなくない。
・言い方悪いけど煩わしい、このお姑さん。習わしとかより建前、人の目、近所の風当たりでしょ?
・お礼状もお返しの詰め作業も業者に全部お任せできるはずなのに、絶対に葵さんにやらせたいだけなんだね。ただの意地悪には思いっきり反撃してから疎遠で。旦那さんは理解あるし守ってくれているからもうそれでOK。
・ヤダヤダ!!こんな化石みたいな婆さんに付き合ってらんないよ(怒)。この歳まで仕事した事もないんだろうね。男尊女卑はこういう時代錯誤の女の子自身が作りあげていく。
・これまで自分が同じようにやらされてきたから、お義母さんの気持ちはわかるけど、やらされてきたからこそ、近所の人にも「もうそういう時代じゃないのよね」って済ませればお嫁さんにも感謝してもらえるのにね。
旦那の淳に対しては「妻の味方でいてくれるのがいい」という肯定的なものが多い一方、「もう少し母親を手伝ってもいいのでは」とダメ出しする意見も。
・珍しく旦那がちゃんと言える人ですごくストレスフリー。
・旦那がちゃんと義母から守ってくれてる時点でもう100点。これができないやつが多すぎる。
・保守的な田舎の実家が嫌いな旦那で良かった。今までの田舎実家の旦那だと、親には逆らえない…で嫁に負担を掛けていた。
・旦那、あんた息子なんだからさ、準備は全部母親に丸投げで当日だけフラーっと顔を出すなんてのはあまりにも子どもな考えだよ。旦那に兄弟姉妹がいるのかどうかは知らんけど。ホテル取って1人で前日から手伝うくらいしてもいいと思う。
・旦那さんが頼りなさ過ぎると思う。結局はお嫁さんに丸投げ感。どことなく他人事、傍観者といった空気。結婚をしたら『一番に守るべき物は何か?』と言うこと。それが分からないなら、一生独身でいて下さい。すっごい迷惑。
・息子がいきたくない家に嫁と子どもを連れて行くな。赤ん坊は親戚の見せ物じゃないし、成人した子供は親の奴隷じゃないのよ。譲る譲らないの話じゃないってーの。
・嫁を守る旦那は理想だけど、何年もこうやって扱き使われて困ってる母親を見ておいて、一切助けない息子は最低や。知らん顔してこき使ってる親戚連中となんら変わらないし、一緒に帰った嫁も同罪。
・嫁はともかく、息子は前日から泊まって手伝うならすればよかったのに。父親の法事でしょ?
・今まで、いろんな旦那さんをみてきたけれど、この旦那さんは奥さん側にちゃんと立ち、立派だ。
・雛人形云々までは少し同情もしていたが、義父の七回忌の手伝いはさすがにしろ!って思う。
・旦那さんしっかりしてて良かったーーー!! あと、行けない言い訳にもできるから、距離あって良かった…近くにいたら、何かとめんどくさそう。
・流石にお父さんの七回忌は大切だよ! 旦那、コレはしっかり前日から頑張らなきゃダメな行儀だよ!田舎だからじゃなく、長男の役目は果たせ。嫁はともかくおまえは逃げるな!
・うーーーん、実父の法要に当日ふらっといってちょっとお手伝いして帰るつもりなのはさすがにこの旦那やばない? 同居してる兄弟姉妹がいるとかで早く帰っても邪魔になるとか、そもそもお坊さんよんで近しい家族だけで済ますとかならわかるけど・・・しょーもない!って思うかもだけど、お義母さんは今後もその土地に住み続けるわけで、絶縁覚悟でもないなら前日から当日手伝いくらいはした方がいいんじゃないかな。
今回の漫画と似たような経験がある読者の体験談も紹介します。
・旦那の実家こんな感じです。しかも義母が義理父を婿養子にもらっており、祖父母もいる。義母、祖父母の地元や親戚へのこだわりや自慢や美栄のために、いろいろ振り回されてました。しかも田舎でコンビニも近くにないところなので、考え方も独特というか、昭和初期で考え方が止まってる感じで話があわない。雛人形もお金を持ってるか持ってないかの基準にされるだけです。自分の両親や自分たちが試されてるだけ、義実家の美栄の道具にされるのが疲れて縁切りしました。
・ウチの地元(結構田舎)でも雛人形は嫁側の親が購入しないといけない決まりがあります。隣町のさらに田舎の地域では、嫁側の実家は雛人形は最低でも5段飾りを用意しないといけないらしく、知らずに3段飾りを購入するとダンナ実家が2段分追加で購入していたらしい。知人は「そういうしきたりがあるなら最初から言っててほしかった」とグチってました。
・昭和50年代の私の実家の話。節句人形は嫁の実家が買う風習です。兄が7月、私が翌年11月生まれだったので、母方の祖父が「赤ちゃん2人も抱えて飾るのも大変だろうし、雛人形買うのは次の年にしたほうがいいか?」と母を気遣って聞いたら、父方の祖父が「そんなこと言って買う金がないんだろう」と煽ったので「なんだと!それなら立派なの買ってやるよ!」と母方祖父が七段飾り+日本人形や博多人形、大きな花瓶に入った桃の造花を送ってきました(笑)。10年は頑張って毎年飾ったけど祖母が倒れて祖父も認知症になったのでそれから10年に一度くらいで飾ってます。なんで年寄りってこういうところで見栄をはろうとするんだろうね…。
・20年くらい前のこと、知人から聞いた話ですが、近所の人が亡くなった時に、全く面識がなく付き合いもないのに、通夜や葬式の手伝いに駆り出されそうになったそうです(知人も私も少し前にそこに住むようになった新住民)。自分も夫も仕事があるから、と断ったら、休んで手伝うのが当たり前みたいに言われたとか。私はマンション暮らしで町内会とは無縁なので、その話を聞いて驚いた。県庁のある地方都市のれっきとした市街地なのに…。まあ、50年くらい前は農村地域だったらしいけど。20年経って今はそういうのは無くなったと思いたいが…。
今回の漫画の元のタイトル「気づいてしまった義母」に反応する読者も。義母は何に気づくのか、そして淳と葵とはうまくやっていけるようになるのでしょうか。
(田辺香)
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