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厳しくされるのは期待の裏返し?でもすべてを受け入れられるほど大人じゃない!【精神科病棟の青春 Vol.12】

Woman.excite / 2024年12月1日 7時0分

厳しくされるのは期待の裏返し?でもすべてを受け入れられるほど大人じゃない!【精神科病棟の青春 Vol.12】


この漫画は書籍『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』(著:もつお)の内容から一部を掲載しています(全19話)。

■これまでのあらすじ
摂食障害で精神科病棟に入院した主人公・ミモリ。病院では、落ちたものを拾うためにベッドから降りただけで厳しく注意されてしまいます。体重が増えるまでは、厳重に監視される生活が続いており、制約のある生活にミモリはイライラしていました。そんな生活に嫌気がさしたミモリは、ある日、主治医に退院する意向を強く訴え、抵抗しようと試みます。しかし、逆に主治医から「いい加減にしなさい!」と強く叱責されてしまいました。今の体重では退院は不可能であり、医師には入院を強制できる権限があるのだと告げられたのです。「誰のための、何のための入院なのかをよく考えなさい」と諭され、ショックを受けるミモリ。彼女の異変に気付いたトガワは、話を聞いてくれようとするのでした。













ミモリの話を聞いたトガワは、厳しくされるのは「みんなが期待している証拠」だと伝えます。トガワの入院は2回目で、自分は周りから「どうせ病気を治す気がないのだろう」と思われているから、少しだけミモリのことが羨ましいと伝えます。

ミモリも、先生や看護師がやみくもに怒っているわけではないことは理解していました。しかし、痛いところを突かれ涙が止まらなくなるミモリ。その様子を見た看護師は「頑張っていること、知っているよ」と優しくミモリを励ますのでした。

翌日の面談で、ミモリの話を聞きテレビを解禁してくれた主治医。ミモリが希望した「退院」とはかけ離れているし、すべてを受け入れられるわけではないけれど、16歳の自分には踏ん張る力があるはずだ、と感じるのでした。


『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』
著:もつお(KADOKAWA) 

「精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について」はこちら

高校2年生の加藤ミモリは、摂食障害で精神科病棟に入院。制限の多い入院生活に戸惑い、悲嘆にくれる日々。しかし、一風変わった他の入院患者たちの存在が、いつしかミモリの気持ちに変化を促していくのでした。


(ウーマンエキサイト編集部)

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