我が子を被害者や加害者にしないために… 自分の体の大切さを伝え続けたい【ゆるっと性教育 Vol.9】
Woman.excite / 2024年12月4日 12時0分
9年前に自分がPMDD(月経前不快気分障害)だと知ったことで、性教育で正しい知識を得ることの重要さを痛感したなおたろーは、息子にも幼い頃から性教育をしていこうと決意。ある日、生理について息子から質問されたので詳しく説明した後、女の子だけでなく男の子にも大人スイッチが入って体の変化が起きることを説明する。自身がかつて急に体の変化が起こり不安になったことを教訓に、息子に事前に伝えることで「不安になることではないよ、相談してもいいんだよ」と伝えておきたかったのだ。
■プライベートゾーンとは
■自分の体はかけがえのないもの
プライベートゾーンの大切さを伝え続ける。
胸、性器、お尻、口をプライベートゾーン(プライベートパーツ)と呼びます。
性被害から自分の心身を守るために、プライベートゾーンは絶対に守らないといけないし、狙っている人がいるとしたら「おかしい」という認識を持たなければなりません。
ユネスコの「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では、「自分のからだに、誰が、どこに、どのような方法で触れることができるかを決める権利を、誰もが持っています」とされています。
自分が「いやだ」「怖い」と感じた相手には絶対に触らせてはいけないし、もちろんジロジロ見てもいけないし、写真や動画を撮らせることも絶対にいけません。
「自分の体はかけがえのないものだから、大切にするんだよ」と伝え続け、「どんなことでも話を聞くからね」という姿勢を見せ続ける必要があると思います。
子どもが小さい頃から伝え続けたいし、大きくなっても安心感を持ってもらえる母親になっていることが私の目標です。
2022年に内閣府が16~24歳の若年層に行ったアンケートでは、回答者6,224人のうち26.4%(1,644人)が性被害にあったと回答したそうです。
言葉によるもの、身体接触を伴うもの、スマホ(ネット)などによるもの…。4人に1人は性被害に遭っているという悲しい調査結果でした。
親としてできることを、私も子どもたちと一緒に学びながら伝え続けていこうと思っています。
(なおたろー)
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