ホントに痩せるの、キレイになるの? “お風呂の常識”ウソ・ホント

Woman Insight / 2014年12月10日 19時30分

やせる、キレイになる、太りにくい体質になる……など、お風呂にまつわる噂はいろいろありますが、本当のところはどうなのでしょうか。

『Domani』1月号では、お風呂の入り方や温度、気になる美容効果などについて専門家が詳しく解説。バスクリン広報の石川泰弘さん、ノーリツ 研究開発本部の野中隆さんに詳しく解説していただいています。

例えば湯船に浸かることと、シャワーを浴びること。よく言われるのは、シャワーを浴びるだけだと老廃物が排出し切れないといったようなことがあります。しかしながら、湯船に浸かることの詳しいメリットはなかなか知らないもの。具体的にはどんなことがあるのでしょうか。

「湯船に浸かると身体に浮力や水圧がかかり、それがリラックス効果や血行促進効果につながります。シャワーの場合はお湯を浴びるだけなので、肌表面は温まりますが疲れは取れにくいです」(石川さん)

湯船に浸かることのメリットはわかりましたが、どれくらいの温度のお湯に浸かれば良いのか。これに関しては野中さんにお答えいただきました。

「肌の潤いを保っているのは、肌表面にある皮脂膜や細胞間脂質。これらは油性なので、熱いお湯に触れると溶け出し、流れ落ちてしまいますが、40℃程度なら溶け出す量を抑えることができます」(野中さん)

ただ湯船に浸かるだけでなく、39℃~40℃のぬるめのお湯に浸かるのが適切のようです。この温度に関しては石川さんも同意見。足先を入れたときに「気持ち良い」と感じる温度がポイントなのだそう。

それではここからは、4つの項目についておふたりにお風呂の常識について確認していきましょう。

【1】半身浴は美容に効果が期待できる

【ウソ】
「半身浴は、もともと心臓に病気のある人が負担をかけないためにする入浴法。一般的には全身浴がおすすめです。浮力が大きくなるのでリラックス効果が高まり、全身への水圧で疲れも取れます」(石川さん)

【2】熱いお湯でたっぷりを汗をかくと肌がキレイになる

【ウソ】
「お風呂でかく汗は、サラサラとしていて老廃物が少ないのが特徴。汗=毒素排出とは言い切れません。むしろ熱いお湯は皮脂や細胞間脂質の流出を促し、肌の乾燥を招くので注意が必要です」(野中さん)

【3】毎日お風呂に入ると、代謝があがって痩せやすくなる

【どちらとも言えない】
「ぬるめのお湯に毎日浸かると血流がよくなり、脂肪や糖を燃やすのに必要な酸素が血液に乗って全身に運ばれ、エネルギー代謝がよくなります。ただし痩せるにはそれだけではなく、代謝を上げるためには筋肉をつけることも重要です」(石川さん)

【4】お風呂でパックをすると効果が倍増する

【ホント】
「浴室は湿度が高いため、マスクが含む水分が蒸発しにくく、そのぶん肌への浸透が促されます。温熱作用で血行もよくなっているので、効果を実感しやすいでしょう」(野中さん)

ちなみに、保湿のためには、出てから5分以内にボディローションやオイルなどでしっかり肌にフタをしてあげることが大切。この冬は、ぬるめの長風呂で芯からあたたまって疲れをとり、肌もピカピカにしてくださいね。(鈴木 梢)

(『Domani』2015年1月号)

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