ママ必見!脳の70%は、1歳までに作られるって知っていましたか?

Woman Insight / 2014年9月18日 19時0分

人間は、1歳で大人の脳のおよそ70%の重さまで成長し、情報伝達などの脳の発達も、生後2年ほどまでの間に進むと言われています。


生きる上で基盤となる脳の発達が進むこの時期、赤ちゃんの主要な栄養源となるのが、母乳や粉ミルクの成分です。そして、生後すぐから消化機能が整う生後6か月ぐらいまで、母乳や粉ミルクなどの乳汁のみを栄養源に育つ赤ちゃんにとって、脳の発達において母乳や粉ミルクに含まれる“ある成分”がとても重要だと言われています。

それが、「DHA(ドコサヘキサエン酸)」と「アラキドン酸(ARA)」です。

「DHA(ドコサヘキサエン酸)」は、人の成長に欠かせない成分として有名な成分。実は、世界的に見ても日本人の母乳にはDHAが多く含まれていると言われます。それは、魚を食べる習慣が多い日本人だからこそ。DHAは、鮭やマグロなどの魚に豊富に含まれる“脂質”のことで、体の中でも脳内に最も多く存在し、赤ちゃんの脳や神経組織の発育や発達に欠かせない成分だとか。

そしてこのDHAと並び、近年、『アラキドン酸(ARA)』という脂質も、脳の成長や発達に重要な役割を担っていることがわかってきました。

アラキドン酸とは、肉や卵、魚などの動物性食品に幅広く含まれる脂質の一種で、母乳にもしっかり含まれている成分です。

アラキドン酸は、体内に入ると細胞膜の構成成分となったり、免疫を調整する物質を作り出すなど、体の機能維持に根本から関わります。脳に関していえば、脳の重さのうち水分を除いた60%は脂質が占めており、そのうち アラキドン酸が脳に占める割合はDHAに次いで多いそうです。

実は、アラキドン酸は「リノール酸」という脂質を材料にして肝臓でも合成されるのですが、その量はごくわずか。しかも、1歳未満の乳児はアラキドン酸を体内で合成する力が弱いため、母乳や粉ミルクからの摂取が、重要な供給源となってきます。

現在、アラキドン酸を赤ちゃんに与えた研究の報告も存在しています。乳児にアラキドン酸とDHAを添加した粉ミルクを与えた研究では、「アラキドン酸とDHAが無添加の粉ミルク」「DHAのみ添加された粉ミルク」よりも記憶や単純な問題解決能力、言語能力などの精神発達レベルが高いことがわかりました。

また、血中アラキドン酸の数値が高いほど乳児の成長を促進するという結果も。

DHAは、母乳の基本的な栄養成分のなかでも、特に母親が食べた食事の影響を受けやすいことがわかっています。つまり、母乳を飲んでいる赤ちゃんは、母親が摂取したものを母乳から受けていることになります。

赤ちゃんには、赤ちゃんの脳の発達に大切な役割を持つDHAやアラキドン酸を含む母乳を与えることが望ましいですが、母乳を与えることが難しいときは、DHAやアラキドン酸が母乳の範囲量まで含まれた粉ミルクを上手に使うという方法も。

それにしても1歳までの間に、大人の脳の70%まで(3歳までで約90%!)成長するという事実に驚き! さて、自分が赤ちゃんの頃はどうだったのか……ちょっと母親に訪ねてみたくなりました。(さとうのりこ)

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