なぜ!? 野菜やフルーツに「農薬がたっぷり使われてる」本当の理由

WooRis / 2014年10月31日 19時30分

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野菜やフルーツは、美容や健康のために積極的に摂るべき。これは多くの人がご存じのことですよね。

でも、カラダにイイはずの野菜やフルーツが、実は健康を害する危険性を持つものだったとしたら……。そう、スーパーに並ぶ真っ赤なりんごや、ツヤツヤに光る茄子など、美味しそうなフルーツや野菜には忘れてはいけない危険性が隠れているのです。

今回の記事では、食料ジャーナリストである手島奈緒さんの著書『まだまだあった! 知らずに食べている体を壊す食品』を元に、私たちが知識として持っていなければならない“野菜やフルーツの危険性”についてお伝えします。

■野菜やフルーツに使われている農薬

同著によると、単位面積あたりの農薬の使用量が世界一の国は日本だというのです。

そう、私たちが普段口にしている野菜やフルーツには、多くの農薬が散布されています。りんごを例にとれば、その回数はなんと長野県『ふじ』で30回、青森県では37回にものぼるといいます。

この回数というのは、散布回数ではなく農林水産省の出しているガイドラインに基づく成分の数え方で、1回の散布で4つの成分をまけば4回とカウントするとのこと。

これらの農薬の散布は、地域ごとの防除暦に従って行われているそうです。

つまり私たちは、これらの作物を口にすることで、農薬のリスクも負っていることになってしまうんです。でもいったい、なぜこんなに多くの農薬が必要なのでしょうか?

■日本の気候や消費者ニーズも関係

手島さんは、日本で農薬が多く使われる理由の1つは、高温多湿な気候のせいであると指摘しています。四季があることで害虫が多いことや、梅雨時期の湿気による作物の病気感染を予防するために、農薬が役立つのだそうです。

さらに現代の日本では、消費者のニーズに応えるために、虫食いの跡が残った作物は出荷ができず無駄になってしまいます。そのため、農家は被害が出る前に農薬を使ってピカピカの野菜やフルーツを収穫する必要がある点も、問題点として指摘されています。

■消費者の嗜好が農薬の使用量に影響する!?

そう、勘のいい読者の方は、もうおわかりですよね。日本が世界一農薬を使用しなくてはならない理由は、私たち消費者の嗜好が大きく関係しているということなのです。

つまり私たち消費者の間に虫食いの跡がある作物のほうが安心だ、という価値観が広がれば、農薬の使用量も減少し、健康的な作物を食べることができるようになるともいえそうですよね。

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