ついつい言ってない?「のんびり屋さんな我が子」に対するNGワードとは

WooRis / 2014年11月12日 18時0分

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子育てをしていると、我が子を他の子と比べてしまうことってありますよね。「人は人」だと分かっていても、つい「●●ちゃんは、もっと速く問題が解けるのに、何でうちの子は……」と、イライラしてしまう方も多いのではないでしょうか。

“塾ソムリエ”として、30年以上、難関中学・高校受験指導を一筋に行ってきた家庭教師の西村則康先生によると、「問題を解くのが遅い子は、決して他の子に比べて能力が劣っているわけではないのです。少しいろいろなことに時間がかかるだけ」と話しています。

問題を解くのに時間がかかる、かけっこが他の子より遅い等、自分の子が“ゆっくりの子”だと、不安を感じるお母さんは多いものです。「この子、こんなにゆっくりしていたら、他の子においていかれて、損をするんじゃないか、大丈夫かしら?」と心配になり、思わず言ってしまうのが、「早くしなさい!」ですよね。

あなたも、言っていませんか? でも、これを言えば言うほど、逆効果になってしまうのです。そこで今回は、西村先生のアドバイスを参考に、“ゆっくりの子に効果的な接し方”をお伝えします。

■“早い方がかっこいい”と考える子どもが多い

「同じことをするなら、速い方がかっこいいと、子どもたちは思っています。運動会のかけっこ、計算、オリンピックの100m走も、みんな速い方が勝ちです。

問題を考えてもらうと、いきなり答えをだす子がいます。普通では考えられない時間で、です。私が、“どうしてその答えが出たの? 説明してくれるかな?” と言うと、別の答えを言います。どちらも間違っているのですが、とにかく、速く答えを出そうとするんです」

子ども達自身も、やはり、“速い方が良いこと”だと感じているようです。でも、人にはそれぞれのペースがあります。“ゆっくりの子”は、どうしたら良いのでしょう?

■ゆっくりでも正確にできたことを褒める

「確かに、同じことが速くできる、というのは価値のあることです。ビルを建てるのに、1年かかるのと、半年でできるのなら、半年の方が、価値があるでしょう。しかし、半年でできたビルに欠陥があったらどうでしょう。時間がかかっても、正確なものの方が、何倍も価値があるのです。

ゆっくり型の子どもの多くは、自分自身が納得できることを大切にしています。そして、これは難問を解いていく時に、有利に働くのです。

テストには制限時間がありますから、問題を速く解けるに越したことはありません。しかし、それで、不正確な計算や思考になってしまうのなら、ゆっくり、確実に解いたほうが良いのです」

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