俗説にダマされちゃダメ!「鼻血が出たとき」の正しい対処法とは

WooRis / 2014年11月30日 21時0分

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ボールが顔面にぶつかって、鼻から血がタラーッ……。遊んでいて強く鼻を打ったときや、鼻を強くかみ過ぎたとき、のぼせたときなどに、子どもはよく鼻血を出しますよね。

出血がひどいと、顔も服も血だらけになって、あわててしまいますが、多くの鼻血の原因は心配のないものがほとんどです。

とはいえ、正しい方法で対処しないと、いつまでも出血が止まらなかったり、後から気分が悪くなったりすることも。また、鼻血には、まれに別の原因がかくれている場合があるので、繰り返す場合は、注意が必要です。

そんな子どもの鼻血について、今回は、子どものための医学事典『キッズ・メディカ安心百科 子ども医学館』(小学館)を参考に、正しい対処の仕方と注意点についてお伝えします。

■まずは圧迫で止める

鼻血の多くは、鼻の入り口近くの“キーゼルバッハ部位”というところに集まっている細長い静脈が破れたために起こるもの。なので、多くの場合は、その部分を圧迫すれば止めることができるそうです。

ということで、鼻血が出たら、まず体を起こして、鼻翼を両側からつまんで圧迫し、血が止まるのを待ちましょう。顔は少しうつむき加減にするのがよいそうです。

これで止まらない場合は、鼻の穴に清潔な脱脂綿をつめて止血しましょう。このとき、脱脂綿は、一部を鼻から出しておきます。また、止まったようにみえても、最低20分ほどはつめたままにしておいたほうがよいそうです。

同時に、鼻を冷やすのも効果があるとのこと。冷やしたタオル、布にくるんだ氷などを鼻にあてて、血管を収縮させると、血が止まりやすくなるそうです。

■血液を飲み込まないようにする

鼻血を止めるときの注意点は、血液を飲み込ませないようにすること。血液を飲み込んでしまうと、吐き気が起きたり、嘔吐したりということがあるそうです。もし、鼻血がのどに流れそうになった場合には、飲み込ませず吐き出させましょう。 

また、頭をうしろにそらせて首をたたく、という俗説がありますが、これも、血液がのどの奥に流れてしまうので、避けるべきだそうです。

■注意すべき鼻血とは

出血が30分以上止まらないとき、また、鼻血を何度も繰り返すときには、別の原因があることも。こんなときは、耳鼻咽喉科を受診して、原因をはっきりさせましょう。特に、止血が非常に難しい場合は、血液の病気も考えられるので早めに受診した方がいいでしょう。

また、鼻血は出なくても、鼻をぶつけて変形した、痛みがあるといった場合には、急いで受診してください。

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