予防目的で常用しないで!知っておきたい「胃腸薬の怖~い副作用」とは

WooRis / 2014年12月8日 11時30分

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これから飲み会シーズンを迎え、暴飲暴食による胸やけ・胃痛に悩まされる人も多いのでは? そんなときに頼りになるのが胃腸薬。慎重なタイプの人だと症状の予防目的で飲み会の前に服用……なんてこともあるかもしれませんね。

ところが、私たちの健康の味方になるはずの胃腸薬、飲み過ぎると意外な副作用のおそれがあるということをご存じでしょうか?

今回は、医学博士・岡田正彦氏の著書『信じてはいけない医者 飲んではいけない薬 やってはいけない健康法』をもとに胃腸薬の怖~い副作用をお届けしたいと思います。

■胃腸薬で骨粗しょう症のリスクが高まる?

胃腸薬でよく使われるのは、プロトンポンプ阻害薬とヒスタミンH2受容体拮抗薬(通称“H2ブロッカー”)の2つ。どちらも胃酸を抑える働きがあり胃潰瘍・十二指腸潰瘍の特効薬だといいます。ところが、岡田氏によれば、プロトンポンプ阻害薬を飲み続けると重大な副作用が生じるおそれがあることがわかってきたのだそうです。

<最近になって、プロトンポンプ阻害薬を1年以上飲み続けると、骨粗しょう症になり、骨折を起こす割合が高まる、というデータが発表されました。その理由は、この薬にカルシウムの吸収を妨げる働きがあるからだそうです。

意外な副作用ですが、1番の問題は“長く飲み続けたこと”にあります>

岡田氏も述べているように、副作用は長期的な服用によるもので、胃腸薬をちょっと飲んだだけで骨粗しょう症のリスクが跳ね上げるわけではないようです。

ただ、慢性的な胃腸の不調に悩まされており、胃腸薬を飲むのがクセのようになっている……という人は、自己判断で薬に頼るのではなく1度医師に相談したほうがいいかもしれません。

■薬の影響で胃腸がどんどん怠け者に?

副作用があるのは胃腸薬のなかでもプロトンポンプ阻害薬だけかというと、残念ながらそうではないようです。岡田氏はその他の胃腸薬についても以下のように警鐘を鳴らしています。

<全ての胃腸薬は、漫然と飲み続けるものではありません。なぜなら、飲み続けていると、だんだん胃が怠けてきて、自ら働く力を失ってしまうからです。

最近では、薬局でもH2ブロッカーを買うことができ、人気です。プロトンポンプ阻害薬のような重大な副作用は報告されていませんが、安全性も確認されていません

いざというときに頼りになる胃腸薬ですが、薬は薬。副作用のおそれがあることは十分に理解しておきましょう。

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