幼児期の遊びが不十分だと「難関突破できない」子になる!? と判明

WooRis / 2014年2月2日 19時0分

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「わが子には立派に育ってほしい」と考えて、幼い頃から早期教育をさせるご家庭も少なくないでしょう。ですが、そのことで子どもがしっかり遊ぶことができないようであれば、それはむしろ逆効果かもしれません。将来を切り開くための大事な力が育まれない可能性があるからです。

最新の調査では、高い学習意欲で大学受験や資格試験などの狭き門を突破したり、あこがれの職業に就いたり、何らかの分野で活躍するなど、努力を実らせることができた子どもの“難関突破力”は、“就学前の遊び”との間に強い相関関係があることがわかりました。

今回はこの調査からわかった興味深い事実を紹介します。

■難関突破経験者の親ほど重視していた“遊び”

20歳代の社会人の子を持つ全国の親1,040名を対象に実施された「子どもの難関突破経験と子育ての実態に関する調査」(『プレイフルラーニング~幼児の「遊びと学び」プロジェクト』調べ)によると、いわゆる“難関突破した経験のある子ども”の親と、そうでない親との間に、子育てのスタイルに大きな違いがあることがわかりました。

その違いとは”遊びの重視”。“難関突破経験を持つ子の親”は、そうでない親に比べ、“遊び”を重視する傾向があることがわかったのです。

就学前の子育て期に“思いっきり遊ばせること”を意識したと回答した割合は、難関突破経験者(35.8%)に対して難関突破未経験者(23.1%)と、両者で差が大きくなっています。

また“毎日一緒にしていたこと”についても、“一緒に遊ぶ”(55.7%)、“絵本の読み聞かせをする”(39.9%)などの項目で、両者の差が大きくなりました。

どうやら子どもの”難関突破力”を育むには、遊び、そして日々の親の関わりが関係しているようです。

■難関突破経験者の親は、子どもに遊びの“主導権”を渡していた

就学前の子どもの遊ばせ方については、難関突破経験者は“遊びに対する子どもの自発性を大事にした”(28.8%)、“子どもの思いや意欲を大切にして遊ばせるようにした”(29.7%)というケースが多いようです。

また、“子どもに遊びの主導権を渡していた”という回答も、難関突破経験者の親で高い結果となりました。子どもの難関突破力には、親の遊ばせ方も関わっていると考えられますね。

■難関突破者は、遊びで“集中力”を身に付けた

“就学前の遊びを通じて身につけた力”については、難関突破経験者が、集中力・想像力・解決力・応用力・論理力の、5つの指標全てで難関突破未経験者を上回り、特に“集中力”は約20ポイントも高い結果になりました。

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