やりがち!親が教えすぎると「子どもの考える脳が育たない」と判明

WooRis / 2014年2月24日 7時30分

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ブロックで遊んでいて親が上手に作ってしまったり、モタつく子どもの着替えをしてしまったり……。日常で当たり前にやりがちな“教える行為”ですが、これでは子どもの考える力が伸びない危険性があると判明しました。

今回は、母学アカデミー会長でもある河村京子さんの著書『0歳から6歳までの東大に受かる子どもの育て方』より、親が心得ておくべき“脳を育てる教え方”についてご紹介します。

■“教わる”は受身の作業

親としてはつい、“教えてあげれば子どもの脳が育つ”と思ってしまうものですよね。ところが河村さんは、「子どもの立場で考えると“教わる”ことは受身の作業です。受け取って頭に入れていく作業は決して“考える”ことではないのです」と指摘します。

教えられた情報を脳に入れていくだけでは、考える力は育ちません。勉強でいえば、ただ丸暗記をしているようなもの。知識は溜まっても、自分のものにして活用する力には繋がらないのです。

■親は“励ましながら見守る”べし

親がほんとうにすべきなのは、“アドバイスをしないで見守る”ことだと河村さんは説いています。

とはいえ親としては、「見守るなんて恐くてできない」「痛い思いをしたらかわいそう」と、気が気ではないですよね。

最悪の事態を想定し、“ケガをしないよう保護する”ことは大切です。でもケガにはならず、心配する必要のない痛みくらいなら、挑戦させてあげましょう。

「失敗をしたら、人間ですからちゃんと考えて、次は失敗しないよう学習します。初めてのあんよも、初めてのすべり台も同じです」と河村さん。

ただほっておいても、子どもはできないとすぐに諦めてしまいがち。「“もう一回、挑戦してみよう!”と失敗にメゲない励ましの言葉はかけてあげる」と、挑戦意欲も湧きます。

■最も大切なのは“納得するまで考える習慣”

さらに河村さんによれば「一番大切なのは、納得するまで調べ考える習慣をつけること」。これは実際に息子さんが、東大に合格した理由としてあげたエピソードでもあります。

納得するまで考えるためには、「教えることと教えないことをはっきり分ける」のがよいそうです。たとえば物の名前は、考えてもわからないので教えます。一方で「どうして夕方は赤いの?」 などは、考えさせてあげるのです。

トンチンカンな答えでも思い切り褒めてあげ、わからなければ一緒に考えてあげる。そうすると深く考える力が身に付くそうです。親、とくにママが一緒に考えて褒めてくれると、子どもはもっとやろうという気になるものなのですね。

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