入学直後の4月に発生!親が知るべき「小1プロブレム」対策の心得3つ

WooRis / 2014年3月26日 16時0分

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この春わが子が小学校一年生になる親御さんたち、”小一プロブレム”という言葉をご存知でしょうか? 小学校に入学したばかりの児童が授業中にじっと座っていられなかったり、集団行動ができない症状が数ヶ月続くことです。

先生たちにとって頭の痛い問題で、”魔の4月”と言われているようです。

そこで、今回は白梅学園大学学長の汐見稔幸さんの著書『本当は怖い小学一年生』を参考に、”小一プロブレム”の原因と、その回避法について紹介します。

■幼稚園・保育園の時と環境のギャップが原因

<日本の幼稚園や保育園では、自己の内部から規律を求める自律的な秩序感が芽生えにくく、年齢にふさわしい秩序感が育ちにくい>

幼稚園・保育園では、子どもの数に対して先生の数が少ないという問題があり、子どもをまとめるために先生が多くの指示を出すことになります。その結果、自主的な判断ができない子に育ちます。

そんな子たちが小学校に入って、いきなり椅子に座って先生の話を聞く、ということができないのは、考えてみれば当たりまえですよね。

では、どうすれば”小一プロブレム”を回避できるような子育てが可能なのでしょうか?

■対策1:子どもに任せてみよう

<近所でいろいろな年頃の子どもたちが群れて遊ぶという、古くからあった牧歌的な風景が日本全国で見られなくなった。それに並行して、子どもの手伝いの世界も消失していった。子どもたちは任されるという世界をなくし、「失業時代」にあると言ってよい>

確かに、異なる年齢の子どもが群れて遊ぶ光景は見なくなりました。自然と身につけていくことができた秩序が学べる機会がなくなってしまったのです。

また、昨今は子ども一人で外を歩かせると犯罪の被害に遭うという危惧もあり、買い物など大人の手伝いをするといった環境もなくなり、子どもが子どもでいることが難しくなっているのかもしれません。

■対策2:子どもを信じて見守ろう

<愛情の形を子どもを信じて、できるだけ子どもに任せる方向に転化していくようにしたほうがよい。見守る、任せるというのはある種の我慢ではあるが、それがある時期から信頼と成長に形を変えていく。>

子どもに対して親の関与度が高まっている現代において、”子どもに任せる”という意識が大切なようです。”自己決定の芽”を摘み取ってはいけないのですね。

■対策3:子どもが自分で考え判断できる力を育てていこう

<普段の会話の中でできるだけ子どもに考えさせ、意見を言わせるようにすること>

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