教育熱心な親こそ要注意!「親のしいたレール」がキレやすい子を作る

WooRis / 2014年4月12日 19時0分

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新学期を迎え、新たな環境で4月を迎えた方も多いでしょう。教育熱心な親御さんは、とくに「新学期のスタートが大事」とばかりに、子どもに塾通いや習い事などを始めさせる時期ではないでしょうか。そこで注意したいのが、教育熱心な親の子ほど“キレやすい”という傾向があるようです。

そこで今回は、以前『WooRis』でお伝えした「入学直後の4月に発生!親が知るべき”小1プロブレム”対策の心得3つ」に続き、白梅学園大学学長の汐見稔幸さんの著書『本当は怖い小学一年生』を参考に、“なぜ教育熱心な親の子ほどキレやすいのか”という原因をご紹介します。

■1:口うるさくされることにストレスを感じてしまう

<じつはかなり以前から、子どもたちの中に人間関係への気づかいが多く、ざっくばらんな付き合い方のうまくない子が増えてきたと言われてきた。そういう子の中には、「教育熱心」で子どもへの要求が高く、子どもの言い分をしっかり聞いてやることをあまりしない口うるさいお母さんがいることが多い。>

ここで言う、ざっくばらんな付き合いとは、“必要以上に気を使わない自然な友達付き合い”というようなニュアンスのことです。親の要求に応えることを優先していると、いつも親の顔色や機嫌をうかがって、空気を読むことに長けてきて、子ども同士の自然な人間関係が作れなくなってしまうようです。

そして、結果としてストレスが大きくなり、爆発して“キレやすい子”になってしまう、ということです。できるだけ子どもの話を聞いて、無理な要求をしない、ということが重要なんですね。

■2:親のレールに“いい子”で応じようとして不満をため込んでしまう

<自分が通ってきた道をモデルにするため、どうしても子どもに同じ道を歩ませがちになる。親のレールに「いい子」で応じる子どもたちは、かつてのように外で遊ぶ機会もなく、ストレスやエネルギーをうまく発散できずに欲求不満をため込む。>

教育熱心な親だと、ついつい子どものために良かれと思って、要求が厳しくなってしまいがちですね。その気持ちも分かりますが、それが逆に子どもにとってストレスになってしまうというのです。しかも都心ではとくにですが、外遊びの環境がなく、子どもがストレスを発散させる場が減っていることも要因となっているようです。

大人だって、会社で厳しいノルマを課せられてストレスを感じている時に、発散する場がないのは辛いですよね。

子どもも同じで、遊びや息抜きなど、ストレス発散の場を上手に作ってあげることが大切なんです。

以上、“なぜ教育熱心な親の子ほどキレやすいのか”という原因をご紹介しましたが、いかがでしたか?

現代は、大人だけでなく子どもも生きるのが大変な時代になってきています。そんな時代だからこそ、できるだけ本人の意思を尊重しつつ、子どもに寄り添ってあげたいですね。

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【参考】 

※ 汐見稔幸(2013)『本当は怖い小学一年生』(ポプラ社)

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GerryT

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