教育資金と成績は比例しない!? お金をかけずに「子どもの成績を伸ばす」方法

WooRis / 2014年4月21日 17時0分

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新学期が始まり、子どもに塾や習い事を始めさせる親御さんも多いことでしょう。でもそうなると、ただえさえ何かと物入りな時期なのに、さらにお金がかかってしまいますよね。まして今年は消費税も上がったりと家計のやりくりも大変です。

実際に、東京大学合格者の親の年収は世間の平均世帯収入より高いという調査結果もあるように、子どもの“教育格差”は広がる傾向にあり、それが“世帯収入”に比例しているという傾向があります。

しかし、国際教養大学の理事長だった中嶋嶺雄さんは、著書の中で“子どもの学力をあげるためにお金をかける”という考え方は間違っている、と述べています。

そこで今回は、中嶋さんの著書『世界に通用する子供の育て方』を参考に、お金をかけずに子どもの学力を伸ばす方法についてご紹介します。

■まずは“しつけ”や“誉める”といった家庭教育から 

<子供の教育にとってまず大切なのは「家庭教育」です。そして、家庭教育はお金がかかるものではありません。きちんとしたしつけやマナーを教え、予習復習を毎日する生活習慣を身につけさせてあげる。子供を温かく見守り、子供ががんばった時は、きちんと誉めてあげる。

これは家庭が裕福であろうがなかろうが、親の心構え次第でできることではないでしょうか?>

これは中嶋さんが理事長をしていた国際教養大学のある秋田県が、4年連続で学力テストが全国1位だったことからも分かることとして書かれています。著書によると、秋田の子どもたちは、ほとんど塾に通っていないそうです。

都会では、決して安くないお金をかけて塾に通っている子どもたちが多いですが、お金をかければそれで良い、ということではないのですね。

■家庭教育におけるカリキュラムを熟考する 

<教育において重要なのはカリキュラムです。そして、カリキュラムを改革することは、お金をかけなくてもできることなのです。>

これは大学における話なのですが、国からの多額の助成金をもらって、立派な設備や施設を作ることよりも、カリキュラムの内容こそが教育の肝である、ということのようです。この考えはぜひ家庭教育にも応用してみてください。

以上、“お金をかけずに子どもの成績をあげる方法”をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

最近では、教育アプリがかなり充実してきたり、有名大学の授業がネットで無料公開されていたり、日本にいながら、世界の一流大学の講座を受けることが可能になっています。上記事項にプラスして、このような選択肢も取り入れると、あまりお金をかけずに教育環境が広がっていくはずです。

“収入の世帯間格差”と“教育格差”は必ずしも相関関係があるわけではないのですね。親も、子どもの教育にお金をかけない工夫を考えてみましょう。

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【参考】

※ 中嶋嶺雄 (2011) 『世界に通用する子供の育て方』(フォレスト出版)

 

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