大流行の兆し!子どもも大人も感染する「はしか」から身を守るには

WooRis / 2014年4月29日 11時45分

写真

2007年に国内で“はしか”(麻しん)が大流行しましたが、実は今年も大流行しそうな兆しがあることをご存知でしょうか? 

国立感染症研究所の集計によれば、2014年に入ってから4月6日までの間に全国から報告された患者数は253人。この時点で、昨年1年間の患者数232人を上回っているとのこと。警戒が必要です。 

そこで今回は、厚生労働省のサイト、そして子どものための医学事典『子ども医学館 キッズ・メディカ安心百科』(小学館)を参考に、この“はしか”の特徴や予防法について、お伝えします。

■“はしか”ってどんな病気?

麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。感染すると、10~12日の潜伏期間の後、38~39度の発熱、咳、鼻水といった風邪のような症状、目やになどが現れます。

熱は一時的に下がりますが、再び上昇し、淡紅色の発疹が顔や首に現れ、胸やお腹から手足へと広がります。熱は、発疹が現れてから3日くらい続き、その後、下がって快方に向かいます。

中耳炎や、重い呼吸困難を伴う肺炎、脳炎を合併することがあり、重症な場合は死亡することもあります。先進国でも1,000人に1人が亡くなるといわれる、怖い病気です。

発症が疑われる場合は、周囲への感染を防ぐためにマスクをして、早めに受診を。ただし、特効薬がないため、治療は対症療法となります。

■感染力強し!免疫をもたない人は要注意

発症の原因は麻しんウイルスで、主に患者の口からのしぶきなどから感染しますが、非常に感染力が強いのが特徴だといいます。手洗いやマスクのみでの予防は困難だそうです。

一度感染して発症すると一生免疫が持続するといわれていますが、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症するとのこと。小さいお子さんはもちろん、免疫がなければ大人でも感染し、発症してしまいます。注意が必要です。

■ワクチンを2回接種したことが定かでない場合は注意

重症化しやすいだけに、はしかは予防が肝心です。幸い、はしかは2回のワクチン接種を受けることでほとんどの方が免疫をつけることが可能だとのこと。2006年から、1歳児と小学校入学前1年間の幼児の2回接種制度が始まっているので、この2回の定期接種を受けていれば、ほぼ発症することはないそうです。

ですが、麻しんにかかったことがなく、予防接種を全く、あるいは1度しか受けていない場合は、感染し発症する可能性があります。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
WooRis

トピックスRSS

ランキング