気になって仕方ない?単なる心配性と「強迫性障害」とを隔てるもの

WooRis / 2014年5月14日 17時0分

写真

出かけるとき、ドアの鍵を閉めたか気になったり、火の元を何度も確認したり、ベッドリネンに1つもシワがないように気をつけたり、はたまた靴を一定の並び方で置いたり……。

そんな小さなこだわりが、あなたにもありませんか? そして、そんなあなたの行動を見た人から「ちょっと、あなた強迫性障害じゃない?」と言われて、「もしかして……?」と疑ったことはありませんか?

でも、安心してください。心理学者によると、このような小さなこだわりの大部分は、強迫性障害の症状ではないそうです。

そこで今回は、アメリカのライフスタイルウェブサイト『you・beauty』の記事を参考に、病的な“強迫性障害”と“単なる心配やこだわり”を見分けるポイントについて、ご紹介します。

■大多数の人が”強迫性障害”に似た“こだわり”を持っている

米コンコーディア大学で行われた研究によると、世界13カ国の数百人に対して、過去3ヶ月の間に強迫性障害の症状に似た“何かに対するこだわりや強迫観念”を経験したことがあるか尋ねたところ、なんと94%の人が「ある」と回答したそうです。

その中には、「玄関のドアに鍵をかけたか気になった」、「1日中同じ歌が頭を離れなかった」という日常的なものから、「他人を道路に突き飛ばしたくなった」という危険なものまで、さまざまな種類があったといいます。しかし、研究を行った心理学者によると、「これらの大部分は、まったく普通のこと」だそうです。

■“強迫性障害”と“単なるこだわり”の決定的な違い

発表によると、このようなこだわりや思い込みは大多数の人が経験するものであり、問題はそこではなく、“その思いを行動に移すかどうか”なのだそうです。

たとえば、もし私たちが夜寝る前に、ドアの鍵を閉めたか何度か確認を行っても、それは“安全に対する建設的な心配”であって、強迫性障害の症状ではないそうです。大抵の場合、2、3度確認すれば安心して眠りにつけるでしょう。しかし、夜中に何度も起きてその都度確認しなければならない程なら、強迫性障害の症状である可能性も。

もうひとつ例を挙げると、冷蔵庫に並ぶ瓶のラベルがすべて前を向くように並べるのはOKでも、その角度がすべてきっちり同じでないと心配になり、何度も冷蔵庫を開けては確認する、という場合は強迫性障害の症状かもしれない、と記事では述べられています。

以上、病的な“強迫性障害”と“単なる心配やこだわり”を見分けるポイントについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
WooRis

トピックスRSS

ランキング