専業主婦でも「障害年金」を受け取れるの?抑えるべきポイント4つ

WooRis / 2014年5月22日 16時0分

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女性はライフステージの変化やホルモンバランスが崩れたりなどして、男性よりうつ病になりやすいそうです。“産後うつ”という言葉も、最近よく聞かれるようになりました。

ところで、うつ病などで障害状態になった時、“障害年金”を申請できることを知っていますか?

今回は、障害年金に詳しい特定社会保険労務士の坂田新悟さんに、“専業主婦でも障害年金を受け取れるポイント4つ”を聞いてきました。

■1:“保険料の納付要件”クリアの条件は?

「専業主婦の方は、第3号被保険者として国民年金に加入しており、障害基礎年金の請求となるのですが、障害基礎年金をもらうために必要な“保険料の納付要件”というのがあります。初診日時点で直近およそ1年以上扶養に入っていたら、その要件を満たすことができます」

いろいろ細かい規定や例外もあるのですが、専業主婦の方の場合は原則、上記の要件を満たしていたら、障害基礎年金を受け取るための保険料納付要件はクリアです。

また、初診日時点で厚生年金に加入していたら、いま専業主婦だったとしても障害厚生年金を請求できるとのことです。

■2:扶養に入っていたら“保険料未納”にはならない

「ちなみに、専業主婦の方は扶養になった時点から、国民年金保険料が未納になることはありません」

配偶者の勤めている会社で健康保険・年金の手続きをしてくれるので、基本的には、手続き漏れなどがない限り、国民年金第3号被保険者となり、保険料の支払いをしなくても障害年金上は“保険料納付済み”と同じ扱いになるのですね。

■3:“障害等級”の程度は?

「保険料の納付要件がOKだったら、次に見るのは障害の程度です」

障害年金をもらうためには障害等級1級または2級(厚生年金には3級もあります)に該当する障害の状態にあることが必要で、“障害認定日”を過ぎるといつでも請求できるようになります。

「条件がそろえば、過去のものでも請求できます。また、“障害認定日”時点では障害が軽くても、その後悪化した場合は、今後の分の請求を65歳までいつでもできます」

なお、障害認定日とは、原則、初めて診察を受けた日(初診日)から、1年6か月を経過した日のことをいいます。もし、その期間内に傷病が治った場合は、その治った日になります。

■4:“障害年金”は年金の受け取り方の1つ

「保険料納付要件、障害等級などの要件を満たしたら、専業主婦の方でも障害年金を受け取ることができます。たとえば障害基礎年金2級は、満額で“772,800円(平成26年度)”ですが、この額は老齢基礎年金の満額と同じです」と坂田さん。

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