未納にするなら利用しないと損!年金の「保険料免除制度」とは

WooRis / 2014年5月31日 11時45分

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給与カットや失業などで経済的に厳しくなり、年金保険料の支払いが困難となって、やむをえず未納の状態になってしまっているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

未納のままにしておくと、将来老齢年金をもらえないだけでなく、障害年金や遺族年金までもらえなくなる可能性が出てきます。「年金の保険料の支払いが難しい……」というときは、“保険料免除制度”を利用されてみてはいかがでしょうか?

今回は、そんな“保険料免除制度”の特徴とメリットについて、社会保険労務士の資格をもつ筆者がご紹介いたします。

■1:承認されれば保険料の納付が免除!

経済的に国民年金の保険料の支払いが難しい場合は、所得によって“全額免除、4分の3免除、半額免除、4分の1免除”の免除制度が利用できます。申請後に承認されると、保険料の納付が免除されるようになるのです。

この免除制度を利用するにあたって、所得の審査が行われるのですが、本人だけでなく、世帯主、配偶者の所得もチェックされることに注意が必要です。

■2:免除申請しないと半分ももらえなくなる!

保険料を免除された期間については、老後に年金を受け取るときになったら、全額免除の場合であれば、通常納めていたときと比べて2分の1の額(税金分)の年金をもらうことができます。逆に、手続きをせず未納のままにしておくと、2分の1の額をもらうことすらできなくなるので注意してくださいね。

■3:事故後の申請では遅い!

保険料を未納にしておくと、ケガや病気で思いがけない障害や死亡事故が起こった場合、“障害年金”や“遺族年金”をもらえない可能性があります。免除申請をしておくだけで、なにかあったときにこれらの年金をもらうことができますので、必ず申請をしておきましょうね。

よくあるケースとして、事故や病気が発生してから免除申請を行おうとする方がいらっしゃいます。その場合は障害基礎年金の受給資格要件に算入されず、障害年金をもらえない可能性がありますのでご注意を。

以上、“保険料免除制度”の特徴とメリットついてご紹介しましたが、いかがでしたか? 未納にしておくぐらいなら、この保険料免除制度を利用したいものですね。

なお申請するには、住民登録をしている市区町村役場の国民年金担当窓口に備え付けの申請書を提出します。郵送もできるとのことなので、くわしくは窓口で担当の方に聞いてみてくださいね。

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【参考】

※ 年金について – 保険料を納めることが、経済的に難しいとき – 日本年金機構

※ 「国民年金保険料免除・納付猶予申請書」 – 日本年金機構

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