他人と比べて落ち込む「負の無限ループ」から逃れる3つの知恵

WooRis / 2014年6月10日 19時45分

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あの子の方が職場の人から好かれている、私より可愛くないあの子が結婚しちゃった……職場での評判について考えたりSNSのタイムラインを見たりして、つい自分と他人を比較して落ち込むことってよくありますよね。 

やめた方がいいと分かっていても、落ち込んだり、自分を卑下したり、焦ったり、逆に優越感を味わうもそんな自分に嫌気がさしたり……。

とあるCMではないですが、“やめられないとまらない”他人との比較から抜け出すために、知っておきたい3つの禅語(禅の教えを伝える言葉)を、哲学を専門とする筆者がご紹介します。

■1:春色無高下 花枝自短長

“春の花”といえば、何を思い浮かべますか? 梅、桜、水仙、チューリップ、つつじ……。同じチューリップでも、赤、黄色、白、花びらの丸いものから尖っているもの、背の高いものや低いものもあります。いろいろありますが、全てチューリップです。

これは“平等即差別、差別即平等”を例にした言葉で、人間も老若男女、目の大きい人から細い人、運動が得意な人から勉強好きな人……十人十色ですが、“同じ人間”という意味では平等です。

一人として同じ人はおらず、違うのは当たり前。これがこの世の道理です。いちいち人と違うことに気を取られずに、自分の持っているものをいかすことに、時間と労力を使いましょう。

■2:莫妄想

モテるかモテないか、勝ち組か負け組か、損か得か、良いか悪いか、美しいか醜いか……このように物事を対立的な2つに分けることを、禅では“妄想(もうぞう)”と言います。実体はなく、あくまで“ただの妄想”なんですね。

莫妄想とは妄想するな、つまり「はじめから物事を2つに分けるな」という意味です。2つに分けると比較してしまい、感情が揺さぶられ、常に周囲の評価に気を取られてしまいます。このように比較することの多い人には、自分に自信が持てない人が多いのも特徴です。

まずは区別する自分を恥じ、区別が始まった瞬間に思考をストップしましょう。続けていると他人と自分を比較することが減り、自分に集中できるようになります。

■3:回光返照

黙っていても、人の動向は気になるもの。SNSのタイムラインを見ては「あの子が結婚した!」「冴えない子だったのに転職して成功しているんだ」なんて、つい落ち込むこともあるでしょう。

しかし、そこに自分にプラスになるものはあるのでしょうか? あなたが落ち込んでも、焦っても、良い変化はありませんよね。妬んだり羨んだりしては、そんな自分にさらに落ち込む、という負の無限ループが待っているだけです。

回光返照は「外に向けられた光を内に返しましょう」という意味です。十人十色です。視線を自分の内に戻し、“自分の適性や幸せ”について考えましょう。

以上、他人との比較から抜け出すために知っておきたい禅語をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? どの言葉も最終的には自分自身と向き合うことに繋がります。他人を見てアレコレ評価するよりも、自分に目を向ける時間を増やしてみてください。

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