「やらされ感いっぱいの仕事」を主体的にやりたくなる魔法の言葉2つ

WooRis / 2014年6月14日 17時0分

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毎日仕事をしていると、「この仕事は誰がやっても同じ」「私の代わりはいくらでもいる」「私なんかよりあの子がやった方がいいかも」なんて感じる時もあるのでは? “やらされ感”いっぱいになると、時として真面目に仕事をするモチベーションも、会社に行く気力もなくなりますよね。

ですが、ちょっと視点を変えれば、「この仕事は自分がやらなければ!」と思えてくるのです。今回は、哲学を専門とする筆者が、“やらされ感いっぱいの仕事”を主体的にやりたくなる魔法の言葉を2つご紹介します。

どちらも、仏教の禅の教えを伝える“禅語”と呼ばれているもの。さっそく見ていきましょう!

■1:“他不是吾”

自分の仕事を「誰がやっても同じだ」と思ってしまう時は、“世間側”から仕事を見ているといえます。たしかに世間からすれば、誰がやろうと大差なく見えるかもしれません。では、“自分側”から見たらどうでしょうか?

“他不是吾”は“たはこれわれにあらず”と読み、“他の人は自分ではない(自分以外の人にやらせたのでは意味がない)”という意味です。

その昔、炎天下のなかで大変そうに海藻を干している1人の老僧に、曹洞宗の開祖・道元禅師が出会いました。「誰か若い人にやってもらっては?」と声をかけるのですが、老僧は「他不是吾」と返すのです。

世間から見れば誰がやっても同じ仕事でも、自分でやらなければ、何も身に付きません。自分の頭で考え、自分の手足や感性を使い、自分の心で感じとりながら仕事をする。たとえ小さな仕事でも、自分ですることで得るもの、気付くことは大きいでしょう。

そして、身に付いたものは簡単に失われることはなく、いずれ大きな仕事をする時の土台にもなります。気付いたアイディアを活かして起業、なんて将来に繋がる人もいるかもしれません。 世間ではなく自分目線で、結果ではなくプロセス重視でいきましょう。

■2:“随処作主立処皆真”

とくに雑務のような小さな仕事、変化のない仕事、またチームの中で脇役のような立場にいると、“やらされ感”も増していきますよね。

いつ、どこで、何をするにも、主人公になって主体的にやろう、というのがこの言葉。“随処(ずいしょ)に主(しゅ)となれば立処(たつところ)皆真(みなしん)なり”と読みます。つまらなく見える仕事でも、主体的になってやることで、身に付くことがあります。自分は自分という人生の主人公だという気持ちで、目の前の仕事に主体的に向かえば、“自分らしさ”を見失うこともないでしょう。

逆に他人任せで、適当にできてしまう仕事もありますが、その姿勢では自分らしさを見失ってしまいます。

以上、“やらされ感いっぱいの仕事”を主体的にやりたくなる魔法の言葉を2つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

“やらされ感”が強い人は、同時に自信や自分らしさも見失いがちです。ご紹介した言葉を胸に、目の前のことを主体的にやり、自分らしさを取り戻しましょう。

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