悪化すれば壊死も!? 夏場こそ気をつけたい「レイノー現象」とは

WooRis / 2014年6月23日 17時0分

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冷たい水や氷を触ると心地良いと感じる季節になりましたね。しかし、この“寒冷刺激”が今若い女性を脅かしている、ある現象を助長させているというのです。放っておくと指先が腐ってしまうこともある恐ろしい現象です。

そこで今回は、医学情報を提供している株式会社DrHに、とくに若い女性に多い、その“ある現象”についてうかがってきました。

■どんな症状?

ある現象とは、“レイノー現象”という現象です。冷たい水仕事をした時や、寒冷にさらされた時、手、足、そしてその末端である指が真っ白になり、次いで青または青紫色になり、さらに赤くなる様な色の変化がでて、同時にその部分が冷たい感じがしたり、しびれや痛みなどを感じたりする現象のことをいいます。

これは、指先や爪先が寒さでかじかむことや霜焼けとは異なります。レイノー現象は、現在若い女性に急増しています。とくに中指、人差し指、薬指の3本に、この現象が起こりやすい傾向があります。

■数分で元に戻ることもあるが、長期にわたって繰り返すと危険

DrHによると「虚弱体質の20代〜30代女性に多くみられ、気候、気温によって症状の頻度や程度が大きく異なります。さらに、感情の変化などによっても、誘発される場合もあるといわれています。症状が軽症のうちは、レイノー現象が起こっても数分で元の状態に戻り、壊死に至ることはほとんどありません」とのこと。

しかし長期にわたって繰り返すと、皮膚の細胞が死んでしまったり皮膚が固くなったり潰瘍を生じたりする恐れがあるそうです。

■発症した場合の対処法

「レイノー現象には、根本的な治療法はありません。発症に気づいたらまず患部を冷やさないで、温めます。これでかなり症状が改善されますが、念のため病院に行った方がいいですね」。

さらに、たばこの中のニコチンには血管を収縮させる作用があるので、喫煙をするとレイノー現象が悪化してしまうため、禁煙もした方がよいそうです。

以上、若い女性に多発している“レイノー現象”についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

日頃水仕事から手や指を守る、体をよく温め血行をよくする、精神的な緊張を避ける、体全体の栄養状態を常にいい状態にしておく、ということがレイノー現象の予防に役立ちます。

これから暑くなる季節、冷房に直接当たらないようにしたり、身体を冷やさないよう日常的に身体を温めるよう意識したりすることで、レイノー現象を未然に防ぎましょう。

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【参考】

※ レイノー現象 – メルクマニュアル

【取材協力】

※ 株式会社DrH・・・様々な健康を目的とした取り組みや、臨床結果などの科学的根拠に重きをおいた正しい医学、健康情報を提供。分かりやすい書籍も発行。

WooRis

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