思わぬ高額賠償も!知っておきたい「自転車事故に備える保険」3種

WooRis / 2014年7月17日 16時0分

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2008年に神戸で、自転車に乗った小学生の子どもが、前方不注意で高齢の女性に衝突した事故がありました。衝突された女性は寝たきりで意識が戻らず、裁判の結果、子どもの親に対して約9,520万円を支払うように命じられました。

車と自転車の間で事故が起きたら、自転車が“弱者”ですが、自転車と人の間で事故が起きたら、人が“弱者”になります。そして、実際に事故が起きたら、自転車を運転する側が高額な賠償責任を負う可能性があるということを知っておきましょう。

そこで今回は、自転車で事故を起こした際の高額賠償リスクに備えて知っておきたい“保険の種類”について、損害保険会社の営業マンをしていた、特定社会保険労務士・行政書士・CFPの古谷光市さんに教えていただきました。

■自転車には車のような強制保険がない

「自転車は自分がケガをするリスクもありますが、人をケガさせるリスクのある乗り物であることを前提に、交通ルールを守って事故を起こさないようにすること。また、車のように自賠責保険の強制保険がないので何らかの保険には入っていたほうがいいですね」と古谷さんは言います。

そこで、損害保険に詳しい古谷さんに、自転車事故での高額賠償リスクに備えて、自転車事故をカバーする保険を3つ教えてもらいました。

■1: 個人賠償責任補償特約

「自動車保険、火災保険、傷害保険などのご自身が加入している損害保険に、“個人賠償責任補償特約”をつけるのがオススメです。この特約に加入していると、賠償金額のすべて、あるいは契約の上限金額までが補償されます。

本人だけでなく、配偶者や子どもを入れて家族ぐるみで入ることができますので、この特約をつけておくと安心ですね」

自転車での事故以外にも日常生活の偶然な事故(飼い犬が噛んだ、お店のものを壊した等)に幅広く補償がされるので、オススメとのことですよ。

■2: 自転車保険

「“自転車保険”に入るという手もあります。通勤時や休日の自転車での事故における自身のケガの補償や、相手にケガを負わせた場合の損害賠償に備えることができる保険ですね。最近では、セブンイレブンなどのコンビニで自転車保険に気軽に入ることもできます。こちらも本人だけでなく、夫婦や家族単位で入ることができます」

自転車保険も、日常生活の偶然な事故にも補償がされます。個人賠償責任補償特約と比較して、加入を検討されるといいかもしれませんね。

■3:TSマーク付帯保険

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