約3割が経験! 被害者の声と職場のホンネからみる「マタハラ」の実態

WooRis / 2014年7月31日 7時0分

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今、子育てしながら、または妊娠中だけど、働いているという方もいらっしゃるでしょう。あなたの職場環境は快適ですか?

先日、東京都議会で、女性都議に対して出産に関するセクハラ野次がとんだことがニュースになりましたね。海外でも話題になり、悪い意味で世界の注目を集めてしまいました。残念ながら、働く女性にとって、妊娠や子育てと仕事を両立させるには、まだまだ社会の厳しい目や偏見と闘っていかなければならないようです。

みなさんは、“マタハラ”という言葉を聞いたことはありますか? これは、“マタニティー・ハラスメント”の略で、働く女性が妊娠や出産を理由に解雇されたり、雇い止めをされたりすることや、妊娠や出産にあたって、職場でうける精神的、肉体的なハラスメントのことを指します。働く女性を悩ませるセクハラやパワハラに並ぶ3大ハラスメントの1つなのです。

そこで今回は、”マタハラの実態と解決方法”をみていきましょう。

■マタハラを経験した女性は約3割も!

日本労働組合総連合会の非正規労働センターが、在職中の20代~40代の女性、約600人に行った“マタニティー・ハラスメント”の実態に関する意識調査によると、約3割がマタハラ被害を経験しているそうなのです。今、妊娠や育児をしながら働いている方、もしくは、あなたの周りは大丈夫ですか?

では、実際に被害を受けた人はどのように感じているのでしょうか。また、職場のホンネも気になるところですよね。これらについて筆者が取材をしてきました。

■なぜマタハラをうけてしまうのか?

そもそも、なぜマタハラをうけるのでしょうか? 原因の1位は、「男性社員の妊娠出産への理解不足・協力不足」だそうです。また、「フォローする社員への評価制度や人員増員などケア不足」などもあげられています。

妊娠や出産は男性には体験できないことなので、女性の立場にたって、気持ちを理解するのがなかなか難しいようです。

また、妊娠などで、女性が仕事を休んだりせざるを得ない場合、その分、周りがフォローすることになるのですが、サポートする社員に対して、とくにプラスの評価がされるわけでもないので、仕事量は増えているのに、給料は変わらないため、不満がたまるという要因が考えられます。

もしくは、サポートできる程、人員が足りていないというケースも少なくないようです。

実際の被害体験は、「第2子妊娠中に“今妊娠されても困る”と言われた」というもの。著者の周りでも、「産後、職場復帰できるという話だったので、そのつもりでいたが、実際は自分のポストはなく、いづらい雰囲気になっていたので、結局辞めざるを得なかった」などの声があげられています。

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