運転する人必読!ゲリラ豪雨で道路が冠水したときに「命を守る備え」とは

WooRis / 2014年8月15日 7時30分

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ここ数年、“ゲリラ豪雨”とよばれる短時間での集中的な豪雨が頻繁に起きるようになっています。とくに1時間に100ミリ以上の降雨が起きると道路が冠水することが多く、車を運転している場合には非常に警戒すべき状態になります。

車は時速で30km程度出ていると、わずか水深30センチでも、巻き上げる水の影響によってエンジンルームに多量の水が入ってエンジン停止に陥りますし、水深60センチになるとフロントガラスの下の端まで車が水に浸かり、エンジンが停止してしまうことがわかっています。

さらに、同じく水深60センチの状態だと、運転席のドアも自力では開けられなくなり、車内に閉じ込められてしまうのです(以上、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)の実験より)。

では車を運転しているときにゲリラ豪雨に遭遇した場合、どのようなことに注意していればよいのでしょうか? また、日頃から必ず備えておくべきものはあるのでしょうか? 早速、見ていきましょう。

■1:冠水を確認したら絶対に入っていかない

車の運転中に道路の冠水を発見したら、とにかく侵入しないでください。

ゲリラ豪雨の際には「早く移動してしまいたい」という心境になりますが、たとえその道が近道であったとしても、絶対に侵入しないことが1番大切です。

実は冠水している箇所というのは、見た目だけでは水深も水に浸かっている部分の様子もわからないため、安易に侵入するのは非常に危険なのです。

■2:“脱出用ハンマー”を必ず携行しておく

突然のゲリラ豪雨に備えて、必ず車に置いておきたいものは“脱出用ハンマー”です。

JAFが行った水没車両の窓ガラスを割る実験では、通常、車の中にあることの多い傘や、車のキーの尖った部分、外したヘッドレストやスマートフォンなどを使って実験をしましたが、いずれも窓を割ることができず、実際に窓を割れたのは脱出用ハンマーだけだったのです。

脱出用ハンマーにはポンチタイプ、金づちタイプ、小型ポンチタイプなど種類がありますが、いずれのハンマーでも窓ガラスを割ることに成功していますので、これを必ず車の中に備えておくことが重要です。

脱出用ハンマーを備える場合には車のトランクなどではなく、必ずすぐ手の届く車内に置いておくようにしてください。

以上、今回の記事では、突然のゲリラ豪雨で冠水に巻き込まれてしまう危険性と、そのとき命を守るための対策についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

「都市部に住んでいるから自分には関係ない」と思っていても、最近では都会での冠水被害も相次いでいます。車を使用する人は、いざというときに備えて、脱出用ハンマーを手の届く場所に常備しておくことや、冠水を見つけたら絶対に浸水しないことを覚えておいてくださいね。

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【参考】

※ 冠水路走行テスト – JAF

※ 水没時、何を使えば窓が割れる? – JAF Channel 

※ 水深何cmまで運転席ドアは開くか?(セダン)- JAF Channel

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