何気ない一言が悪化の引き金に!「うつ病の人」への絶対NGフレーズ5つ

WooRis / 2014年9月24日 7時30分

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もし、あなたの家族など身近な人がうつ病になってしまったら?

食欲がなかったり、眠れなかったり、ふさぎこんだり……患者の心身に現れるさまざまな症状に、周囲の人もとまどってしまうでしょう。患者にどう接していいのかわからず、何気なく発した一言で症状の悪化を招いてしまうようなこともあるようです。

そこで今回は、品川駅前メンタルクリニック院長・有馬秀晃先生が監修した『うつ病の人に言っていいこと・いけないこと』をもとに、うつ病の人に対するNGフレーズ5種をお届けしたいと思います。

■1:「元気がないわね」など患者に関するネガティブ情報

患者の様子をよく観察するのは大切ですが、気になった点を何でも口にするのは好ましくありません。「元気がないわね」のような否定的な言葉は、患者の不安をあおってしまうといいます。また、「食事残したの?」は、単なる問いかけではなく“ダメ出し”と患者が受けとめてしまうこともあるようです。

気づいたことのなかでも、「顔色がいい」「すっきり起きられたみたいだね」のように良い面だけを伝えるようにしましょう。その場合も、あまり大げさに褒めようとするとかえって患者にとってプレッシャーとなるおそれもあるので、サラッと伝えるにとどめるのが望ましいとのことです。

■2:「頼りにしているから早く治して!」などの励まし

よく言われていることですが、励ましの言葉は患者にとってプレッシャーになったり、自責の念を抱かせたりなど逆効果になることも。

ただ、例外として治療が功を奏して心身の状態が上向き、患者が自ら「~~したい」と意欲的になってきたら、それを後押しする程度の励ましはOKとのことです。

■3:「貯金でまかなえるのは3カ月しかない」「私も働かなきゃ」などお金の話

生計を支えている夫がうつ病で休職した場合、家計のことが心配になるのは当然です。ただし、先行きが不安であっても、症状がやわらいでいないうちから患者にお金の相談をするのは避けましょう。患者の不安感や罪悪感を強めてしまい、ますます治療が遅れることにつながってしまうといいます。

お金に関する不安や悩みは、医療機関の精神科ソーシャルワーカーなどに相談するようにしましょう。

■4:「読書でもしたら?」「新聞でも読んだら?」など気晴らしの勧め

自宅で寝てばかりいる患者に対して、よかれと思って気晴らしを勧めたくなるかもしれません。しかし、うつ病のときには何事に対しても意欲がなくなるもの。

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