【リベンジポルノ法】 ビキニや下着画像はセーフ? 弁護士に“アウトのライン”を聞いてきた

ウートピ / 2014年11月7日 12時0分

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「リベンジポルノ法」下着画像はセーフ?

恋人との別れはすんなりいかないことは多々ありますが、こじれた腹いせに交際当時のプライベート写真・動画をインターネットに流出する「リベンジポルノ」が、ソーシャルメディアの発達にともなって問題視されています。

それを規制するため、自民党は「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律案(リベンジポルノ対策法案)」を今国会に提出する見込みです。この法案では、同意のない「性的画像の流布」が規制されますが、そもそも「性的画像」とは、どこからどこまでが対象になるのでしょうか。

また、現在の法律ではどのようにリベンジポルノに対応しているのか、IT問題に詳しい日本リーディング法律事務所の野口明男弁護士に、具体的な状況で考えられる可能性を伺いました。

どこまでが範囲? 水着写真拡散は罪になるのか

CASE1
「元カレと行ったビーチリゾートで、大胆なビキニを着ている写真を流された」

「どのような画像が規制の対象となる『私事性的画像記録』かは、今後、国会審議等で議論されることになり、最終的には法律の成立を待つ必要がありますが、現時点での法案の内容に照らすと、問題となってくるのは“衣服の全部又は一部を着けない人の姿態であって、殊更に人の性的な部位が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させまたは刺激するもの”の部分です。水着はそもそも、水着だけで一種の衣服として認識されているものですから、「衣服の全部か一部を着けない姿態」には当たらず、対象外となります。なお、法案の内容からすると、性行為はもちろんですが、性行為に類似した姿態の画像も対象となります」(野口明男弁護士)


CASE2

「下着のままベッドで寝ている写真を流出された」

「法案作成に携わる自民党の平沢勝栄議員によると、下着姿の画像やベッドの横に一緒にいるような画像は規制対象ではないとコメントされています。将来的に法改正で規制が厳しくなる可能性はありますが、当面は裸の画像のみが規制対象とされることになりそうです」(野口弁護士)

CASE3
「AV女優の顔に、私の顔を貼りつけた、アイコラセックス画像を流された」

「日常のスナップ写真等を切り取って、既存の裸の画像とつなぎ合わせるコラージュ画像は、『プライベートで内密な写真』を用いるものではないので、リベンジポルノ対策法の本来の趣旨から外れ、この法律で規制するのは難しいでしょう。このようなコラージュ画像は、名誉毀損、著作権の侵害、わいせつ電磁的記録頒布の禁止など、既存の法律で対応することになるだろうと思います」(野口弁護士)

プロバイダが画像削除する期間が7日から2日に短縮

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