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雑誌不況、コロナ禍もなんのその…37万部突破の『ハルメク』部数倍増の理由

ウートピ / 2021年9月15日 20時0分

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50代以上の女性をターゲットとした月刊誌『ハルメク』。書店販売なしの定期購読誌で、2020年下期の販売部数は3年前と比較して倍増。雑誌不況やコロナ禍という状況にもかかわらず37万2,885部*を記録しました。

『ハルメク』は、1996年に『いきいき』として創刊。2016年に『ハルメク』と名称を変更し、健康、料理、ファッション、お金など50代以上の女性が前向きに生きるための情報を提供しています。

雑誌が次々と休刊される中、部数を伸ばしている理由は? コロナ禍で読者のインサイトはどう変わった? 2017年8月から編集長を務める山岡朝子(やまおか・あさこ)さん(47)にお話を伺いました。前後編。
*日本ABC協会『発行社レポート』より

【関連記事】山岡編集長ってどんな人?

3年で部数倍増! 37万部突破の理由は?

——出版不況と言われる中、『ハルメク』は順調に部数を伸ばしています。3年前にお話をお聞きした時に、「『ハルメク』に期待されている役割をやり続けていく」とおっしゃっていましたが、その結果が出ているということでしょうか?

山岡朝子さん(以下、山岡):そうですね。基本に忠実に、かつ、それをどんどん発展させて積み上げてきたことが、結果につながっていると感じています。私たちが『ハルメク』世代と呼んでいる60代から70代の読者の方が、「今何を悩んでいるのか?」「何を知りたいのか?」ということを、『ハルメク』のシンクタンクである「生きかた上手研究所」と一緒にリサーチをしたり、分析をしたりしながら、愚直に形にしてきました。読者の方に期待されているコンテンツを、年12回やり続けてきたことが、一番大きい理由だと思います。

——読者からの声はどんなものが多いですか?

山岡:ありがたいことに、「どうして私が今知りたいことが、毎月届くのか?」というお褒めの言葉をいただくことが多いです。一般の雑誌は約3カ月くらいで誌面を作ることが多いのですが、『ハルメク』では、1号に約6カ月の時間を費やしています。最初の3カ月で「生きかた上手研究所」と一緒にリサーチをしたり、分析をしたりして、その後の3カ月でようやく誌面を作ります。このように丁寧に雑誌作りに取り組んできた結果、既存の読者の方が購読を継続してくださり、新規の読者の方もどんどん増えているため、部数を伸ばすことができたと思っています。

——コロナ禍の影響はありましたか?

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