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自分も他人も分かりやすい枠に閉じ込めたくない…伊藤万理華を少年役に抜擢した理由

ウートピ / 2021年10月12日 20時3分

でも、その人にはその人の地獄があると思うんですよね。みんなの前では明るくても家に帰ったらものすごく暗い状況があったり、そんな人も少なくはないと思います。うれしいこととか、楽しいことのほうが共感しやすくて、苦しいことや痛いことって共感は難しい。互いの痛みが分からない中でも、どうにか知ろうとしていく部分を描きたかったので、ああいう設定にしました。

——2018年に公開された、『少女邂逅』も思い出しました。

枝:そうですね、きっと私が作るものに共通したテーマだと思います。自分からはすごくすてきに見えるけれど、その人にとっては見えない苦しみがあったり、そんな部分を物語として描きたいなと思っています。

「隣の芝生」ではないですが、表面だけ見てうらやんでしまうことってよくあって、毎回反省するけれど、繰り返しちゃいますよね。だから、私が作品を作る際に気をつけていることにも重なりますが、分からないし知らないからこそ、決めつけずに歩み寄ることが必要だと思います。

■映画情報
タイトル:『息をするように』
公開日:全国順次公開中
監督:枝優花
出演:伊藤万理華、小野寺晃良

(聞き手:白鳥菜都)

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