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本気で腸活① 十二指腸、回腸、直腸ってどこ? 何をしている?【専門医が教える】

ウートピ / 2021年10月21日 20時10分

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この秋こそ脱便秘だ、腸活をスタートしたい! という読者の声がたくさん届いています。臨床内科専門医で正木クリニック(大阪市生野区)の正木初美院長によると、「腸内環境を改善するには、腸の状態や食生活を意識する必要があります。きっかけとして、食欲の秋から年末年始の食べ過ぎがちな時期に実践開始すると良いのではないでしょうか」とのことです。そこで「本気で腸活」と題し、正木医師に連載にてお話しを伺います。

今回はまず、読者(32歳女性)から届いた、「小腸、大腸、十二指腸、回腸、直腸、盲腸など、『腸』とつく臓器はたくさんあるようですが、何がどうなっているのかよくわかりません」というお尋ねに答えてもらいましょう。

小腸には十二指腸と空腸と回腸がある

——読者のお尋ねを読んではっとしましたが、そういえば、〇〇腸という名の臓器がどこにあるのかなど、正確に理解していないかもしれません。腸活のはじめにまず、そこから知る必要がありそうです。

正木医師:腸は臓器の中でも面積がもっとも大きくて、そのつくりや働きによっていくつかの部位があります。まず、腸は大きく、小腸と大腸に分かれます。そして小腸はさらに、胃に近い順に、十二指腸と空腸と回腸に分けられます。

十二指腸は胃の出口とつながっていて、胃でおかゆ状に消化された食べものを受け入れて、さらに消化を進めます。名称の由来は、自分の指を12本並べた幅の分ぐらいの大きさだからと言われますが、実際には約25~30センチです。

十二指腸は小腸の一部ですが、医学的には、その機能やつくりから独立した部位として扱われます。そのため、小腸というと一般に、空腸と回腸を指します。

空腸と回腸の境界線はない

——小腸の一部でありながら特別な存在という十二指腸は、入り口は胃に、出口は空腸とつながっているのですね。

正木医師:そうです。その十二指腸から送り出された食べものは、空腸に送られてから回腸に移動します。空腸と回腸を合わせた小腸の長さは約6メートルあります。

教科書などに掲載されている内臓の構造図を見ると、どこまでが空腸でどこからが回腸なのかは明示されていません。それは明確な境界がないからです。目安として、十二指腸に近い約5分の2のやや太めの管が空腸で、それに続く5分の3が回腸です。

——その空腸と回腸がある長い小腸は、どのように働くのですか。

正木医師:食べたものの栄養素は最終的に、小腸で消化されて体内に吸収されます。まず、炭水化物を麦芽糖(ばくがとう)とブドウ糖に、また、脂肪を脂肪酸とモノグリセリドという栄養素に分解します。

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