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ストレスフル、憂うつなときに便秘になるのはなぜ?【臨床内科専門医が教える】

ウートピ / 2021年11月5日 21時45分

——便秘の原因というと、食べ過ぎやダイエット、運動不足などが浮かびます。

正木医師:そのいずれの場合もストレスがかかっている状態で、交感神経が優位になっています。そのために腸での消化吸収の働きは抑えられているので、便秘になるのです。

朝の快便は体調のバロメーター

——お通じが順調であるためには、自律神経のバランスを整える必要があるのですね。

正木医師:そのとおりです。ぐっすり眠った翌朝や、くつろいで朝食をとり、出かけるまでに慌てないで時間や精神的に余裕があるときは快便だということがあるでしょう。その状態は、自律神経のバランスが整っていると言えます。

——では、朝の快便は体調のバロメーターでしょうか。

正木医師:そう言えます。前日の疲れや緊張が睡眠によって改善されて、リフレッシュした翌朝に食事をとると、腸が適度に刺激を受けてスムーズなお通じになるわけです。そのような朝は体調がいいととらえることができます。日中の活力にもつながるでしょう。

便秘を改善し自律神経のバランスを整える生活習慣

——逆に、朝にお通じがないとあせることがあります。

正木医師:朝にお通じがスムーズでない場合は、「ストレスで自律神経のバランスが乱れていないか」、また、「時間がなくてトイレタイムを落ち着いてとれていない」など、理由を考えてみましょう。そしてお通じが改善するように、その日の行動を変えてみるとよいでしょう。

——具体的に、セルフケアとしてどうすればいいでしょうか。

正木医師:ストレスをため込んだままだと、根本的に便秘や体調が改善されることはありません。薬を飲んで改善したとしても一時的なことで、やめればまた便秘になります。

それに、ストレスがあると甘いものやお酒の量が増えるなどで栄養バランスが偏った食生活になる、睡眠時間が短い、あるいは不規則になりやすいでしょう。そうした場合、気づかないうちに自律神経のバランスが乱れています。

体重が増える、おなかの脂肪が気になってくることもあるでしょう。まずは「ストレスがあるかどうか」を自問自答してください。毎日多忙や人間関係のトラブルなど、思いあたる原因が必ずあると思います。それを紙に書き出すなどして自覚や意識をして、できるだけストレスの原因を取りのぞく、また避けるように、行動を少しでも変えてみてください。

そのうえで暴飲暴食を避ける、1日3食を栄養バランスよく食べる、良質な睡眠をとる、1日に20分~1時間ぐらいのウォーキングやストレッチ、軽い体操など適度な運動をする、そして1日に10分でもリラックスする時間を持つようにしましょう。

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