企業が元ホステスを積極的に採用するべき5つの理由――『キャバ嬢の社会学』著者が寄稿!

ウートピ / 2014年11月29日 12時0分

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水商売経験者を採用するべき5つの理由

日テレの女子アナ候補生が、「銀座のクラブでバイトしていた」という理由で内定取り消しにあったニュースで、「職業差別だ」「いや、『水商売』は女子アナのイメージにそぐわない」など、様々な意見が飛び交っています。ここでは、『キャバ嬢の社会学』(星海社新書)を執筆するにあたり、たくさんのホステス、キャバ嬢に取材した経験から、企業が「水商売経験者を積極採用するべき理由」を考えたいと思います。

1.「聞く力」がある

トップキャバ嬢やホステスたちを取材して感じたのは、とにかく皆、「聞く力」が素晴らしいということです。お店では、席についたわずか15分の間に、お客さんに気に入ってもらい、指名してもらう必要があります。ランキング上位のキャバ嬢は、数分の会話で、相手の嗜好を見抜きます。会話から、「こういう接客をすれば喜んでくれるだろう」と想像し、居心地の良い空間をつくるのです。この素晴らしい「聞く力」は、夜の仕事を一生懸命に頑張ったからこそ、磨かれたものです。

2.根気がある

夜の仕事は、人材の入れ替わりが非常に激しい世界です。お店では、2~3か月で燃え尽きて辞める子もしばしば。お客さんからのセクハラや暴言に遭っても、ニコニコしなければならない辛さや、仕事が終わっても続く「営業」の面倒臭さ、店によっては厳しいノルマ、自分に好意を寄せる「お客さんを騙しているのではないか」という罪悪感。女の子同士の関係に悩むこともあります。艱難辛苦を乗り越え、ランキングトップを維持するキャバ嬢たちは、そこらの学生より、よほど根気があります。基本的に真面目で、忍耐強いのも特徴です。

3.愛嬌がある

クラブやキャバクラで働く女性は、もともと「人と話すのが好き」なタイプが多いものです。その上、仕事を通して自然に「営業スマイル」が身についていきます。自分がニコニコしていると、お客さんも楽しい気分になってくれる。そういう瞬間はまさに、キャバ嬢冥利につきる……というわけで、愛嬌がある彼女たちは、企業に入っても明るく活躍してくれること間違いなしです。

4.度胸がある

「男は度胸、女は愛嬌」とも言われますが、愛嬌だけでやっていけるほど、実社会は甘くありません。昨今の男性管理職は、デキる女子にはどんどん活躍して欲しいと考えています。夜の仕事で一定の成果をあげた女子は、目標に「挑戦する、達成する」ことに喜びを感じるタイプが多いもの。未経験の仕事にも、果敢に取り組む「度胸」があるのです。

5.企業社会に対する、良い意味での「あきらめ」がある

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