「誰かの妊娠を喜べる人になりなさい」 働く女性の妊娠観について女性経営者が母から学んだこと

ウートピ / 2014年12月22日 20時0分

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女性経営者が提案する「祝福される出産」

>>【前編はこちら】夫に養ってもらうなんて甘い! 「私の離婚の理由」で話題の女性経営者が語る、女の自立が重要なワケ
南青山でクイックエステサロン「BeautiQ」代表の女性経営者の植村絵里さん。前編では、働く女性が仕事と結婚を両立させるためにできることを、ご自身の経験からお話してくださいました。後編では「働く女性が妊娠すること」について、経営者、女性の二つの立場からお伺いします。

共同経営者の「妊娠」を喜べなかった

――最初のベビーシッター事業は立ち上げから順調だったんでしょうか。

植村絵里(以下、植村):実は、学生時代の友達と共同で起業したんですが、起業して1か月後に、彼女の妊娠が判明したんです。彼女の気持ちも今となったらわかるんですが、そのときは暗黙の了解として、起業後しばらくは仕事に集中するものだと思っていたのでショックでした。

――計画していた妊娠ではなかったんですか。

植村:お互い結婚していて、「子供は欲しい」と思っていることは知っていたんですが、今は仕事に集中したいのか、いつでも妊娠できるようにしているのか、そこまでは話し合っていなかったんです。それで彼女は妊娠して、ほぼ仕事ができなくなった。私は初めての起業で、右も左もわからない状態。心に余裕が全くなくなってしまって、毎日、帰宅してから家で泣いていました。

その頃1回だけ、心の病院に行ったんです。お医者さんは話を聞いてくれて薬を処方してくれたんですが、その薬があまりにも大量でびっくりしました。薬を前にして、この状況を解決するのはこれじゃない、解決するのは自分自身で、お医者さんでも薬でもないんだと気づいたんです。

――薬を飲まずにどうやって立ち直ったんですか。

植村:やっぱり「仕事」だったんです。仕事をしていく中で、「ありがとう」と言ってくれる人に触れていくことで癒されていきました。人によって状況も症状も異なりますし、うつ状態から立ち直るには、人間として愛されてきた基盤が重要なので、一概には言えませんが、結局、自分を癒すのは自分だし、問題を解決するもの自分なんだと思いました。

「妊娠」についてのコミュニケーションを事前にとるべき

――働く女性の「妊娠」は、喜ばしいこととは限らないということでしょうか?

植村:その経験で私が学んだのは、女の人は、「妊娠する権利」「出産する権利」は絶対にある。でも、みんなが心から祝福してくれる状況は、事前に自分が獲得していかなきゃいけないということです。

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