彼氏と一心同体は幻想 他人と同棲して失敗しないための基本の心得

ウートピ / 2015年8月28日 18時0分

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同棲生活で一番に優先することとは?

最終回 パートナーは他人である

ともに暮らしているパートナーのことを「誰よりも知っている」「自分は理解者である」と、誰もが考えていると思います。が、実は一番近くにいても、他人である。その基本を忘れてはいけないのかもしれません。

経営の才能のない社長の妻がビジネスセミナーで変身

というのも、わたしの知り合いの話ですが、ある中小企業の社長の息子と結婚した女性がいました。数年の後、社長は引退し、自分の伴侶がその後を継ぐこととなったのですが、しかし、田舎の長男坊であるその伴侶には、どうみても経営の才能はありません。「このままじゃ、この会社は立ち行かなくなる……!」、そう思ったものの、その女性にしても結婚前に数年のOL経験があるのみ。しかし一大決心して、新幹線で東京まで通いビジネスセミナーを受講、その過程で知った自己啓発セミナーに感銘を受けて、気が付けば週に一度は東京に来るようになっていました。

さて、驚いたのは田舎に残された彼女の夫。東京に行く度にポジティブさが増し、目にキラキラという光りが宿っていく自分の妻が、まるで見知らぬ他人のように思えたそうです。おまけに、気が付けば「腐らない水」だとか、「部屋に撒くと空気が浄化される酢」だとかが家にどっさりと届くようになり、その上、会社関係者にも売りつけている。どうすることもできないまま、しかし、一方では、ビジネスセミナーで取得した妻の経営技術でもって会社は安泰に。まさか見合いで結婚をした際に、妻がこんな変身を遂げるとは思ってもいなかったそうですが、まだ離婚せずに穏やかに続いているのですから、よそ者のわたしが口を出す話でもありません。

授かり婚はゴールでなかった

ただ、これはパートナーが変化しても、たまたまパートナーシップは変化しなかった例であり、不幸な道を辿ることになってしまったカップルも事例もあります。

長年アルバイトで糊口を凌いできたものの、生活の先行きが見えないことに、シンドさを覚え始めた20代後半の女性が、たまたま知り合った男性と、授かり婚をすることとなりました。ようやく人生のゴールに辿りついた……わけもなく、そこからは“自分の想像していた素敵な家庭”とは違う、庶民的な慎ましい暮らしが待ち受けていました。

サラリーマンの夫の給料では、自分の望む生活はできない。かといって、小さな子供を抱えて働くことも叶わない。なにか手に職さえつけていれば、と思っても後の祭り。それでも、なんとかパートを見つけ「子供が手を離れるまでは耐えよう」と納得のいかない時給で働いていた矢先、パート仲間にとあるアルバイトに誘われました。

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