「まだ終わってない。落胆もしてない」SEALDsが語る日本社会の未来

ウートピ / 2015年11月12日 7時0分

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SEALDsが語る未来

明治学院大学国際学部教授・高橋源一郎さんと、学生団体「SEALDs」による対談集『高橋源一郎×SEALDs 民主主義ってなんだ?』(河出書房新社)出版記念のトークイベントレポート後編。参加メンバーの高橋さん、明治学院大学4年の奥田愛基さんと牛田悦正さん、上智大学4年の芝田万奈さんは、前編ではデモや本への反響について語り合った。後編の話題は、安保関連法案が強行採決されたあとの思いや、今後の活動について。「50年後の未来」にまで話は及んだ。

【前編はこちら】高橋源一郎×SEALDsがデモを振り返る「女性スピーチは未来への想像力がある」

絶対に止める、と思って活動していた

高橋源一郎さん(以下高橋):みなさんご存知の通り、安保関連法案が強行採決されてから1ヶ月以上経ちました。いま、その中でSEALDsが何を考えているのか。それ以降、何を考え、どこへ向かっているのか、この本が発売された後の話をしたいと思います。まず、総括ですね。安保関連法案が通って、どう思いましたか?

芝田万奈さん(以下芝田):法案が通ってしまったことは、すごく悔しかったです。絶対に止める。本当にとめられるかもしれないと思って活動していましたから。でも、活動を続ける中で、政治家の方が変わったなという印象はあります。5月や6月に奥田君と一緒にいろんな政治家に会いに行って、「この法案はどうにかなりませんか?」という話をしていたんです。でもその時は、う~んとか、あぁそうだね、といった反応だったんですが、8月とかになってから、向こうから電話があって、「SEALDsどうするの? 手伝えることはない?」みたいな感じで、誘いの声がかかったんですよね。国会の外の声を聞いてくれていた。それはすごくよかったなと思います。

牛田悦正さん(以下牛田):あの頃、芝田さんは会うたびに泣いてたよね。

芝田:もう本当にやりたくないと思って。

奥田愛基さん(以下奥田):一番前に出て、働いてくれていたんです。警備の関係で警察に怒られたり、政党の派閥があったりするので、この時間にこの政党の誰々さんが来て、この人が来るなら、この人は来れない。この人には挨拶をしておかないと、みたいなことを調整してくれていました。

高橋:有能な秘書みたいな感じだったんだ。

奥田:いや、秘書というと、僕がこれをやりたいからスケジュールを調整しといて、という感じですけど、そうではなくて、どんどんスケジュールが決められていく(笑)。逆に裏BOSSだよね。

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