あのフォアグラ弁当抗議団体を直撃! 「動物はごはんじゃない」という言葉の真意とは

ウートピ / 2014年3月27日 10時0分

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フォアグラ問題、抗議団体へ真相を聞く

今年1月末、ファミリーマートは「ファミマプレミアム黒毛和牛入ハンバーグ弁当~フォアグラパテ添え」(690円)の発売を見合わせることを発表した。発売予定日の4日前という急な発表で、理由は一部の消費者から「諸外国におけるフォアグラに対する見解の違い」「フォアグラの生産過程」について内容の指摘があったからだとされる。この発売見合わせには賛否があがり、また同時期にネット上では、あるNPO法人が作成した「動物はあなたのごはんじゃない」というキャッチコピー付きの画像に注目が集まり、批判も多く上がった。

なぜ、「動物はあなたのごはんじゃない」のか? その意味を確かめるべく、このNPO法人「アニマルライツセンター」に取材を申し込んだところ、代表理事の岡田千尋さんと理事の長井英明さんにお話を伺うことができた。

フォアグラ、欧州評議会では1999年に生産禁止の決定

――まず、フォアグラ弁当の件についてお話を伺いたいです。抗議は団体として行ったのですか?

岡田千尋さん(以下、岡田):団体として東京でフォアグラ反対デモを計画したことはありますが、ファミリーマートさんへの抗議は個別に行いました。私は「生産方法をご存知なのでしょうか。ご存知であれば辞めていただきたいです」という内容の電話をお客様相談室にかけたほか、メールでも連絡をしました。

――抗議のきっかけを教えてください。

岡田:フォアグラの問題には数年前から取り組んでおり、フォアグラを提供するレストランに個別に働きかけを続けていました。フォアグラの生産方法は、動けない状態の鳥に強制給餌を行い、通常の10倍以上に肝臓を肥大させるという残酷なものです。このため、35カ国が加盟する欧州評議会では1999年に「すでに定着している場合を除き」生産が禁止されています。アメリカのカルフォルニア州でも2012年以降は強制給餌によって作られた製品の販売が禁止され、フォアグラの主な産地であるフランスでも約44%が「規制をすべき」と答えたという意識調査もあります。

欧州が規制をかけ、フランスがもともと持っていた市場が失われつつある一方で狙われているのが日本市場で、一昨年ぐらいからフォアグラの輸入量が増えつつあります。そのなかで、ファミリーレストランが提供を始めたり、お菓子にフォアグラパウダーが入っていたり、低価格化が進み始めました。さらに今回、全国展開のコンビニエンスストアがこういった商品を発売するということで、犠牲数が計り知れないのではないかと思いました。

エシカルなフォアグラならOK?

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