あなたの職場にも必ずいるLGBTのために――いま知っておこう 専門家に聞く、職場での問題と理想の環境

ウートピ / 2014年4月17日 12時0分

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あなたの身近にも!今LGBTを知ろう

LGBTという言葉をご存知ですか? L=レズビアン(同性に惹かれる女性)、G=ゲイ(同性に惹かれる男性)、B=バイセクシュアル(男性・女性ともに惹かれる人)、T=トランスジェンダー(心の性別と生まれ持った性別が異なる人)など、現在の社会のなかで「これが普通」「こうあるべき」だと思われている「性のあり方」にあてはまらない人たちを総称する言葉です。「私の周りにはいない」――そんな思い込みが、もしかしたらLGBTの人にとって「働きづらい」環境を生んでいるのかもしれません。「LGBTを含めた、みんなが働きやすい職場とは」この疑問に応えるべく、NPO法人虹色ダイバーシティ代表の村木真紀さんと、「いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」共同代表の遠藤まめたさんにお話を伺いました。

「プライベートの話ができない」LGBTの職場での悩み

日本のLGBT人口は全人口の2~5パーセントと言われています。これは、全人口における外国人や、障がい者、そして左利きの人の比率と同程度。「左利きの人が身の回りにいない」という人はいませんが、「LGBTが身の回りにいない」と考える人はまだまだ多いのではないでしょうか。原因は、まだまだカミングアウト(=自身がLGBTであることを周りに打ち明けること)しづらい社会状況があり、LGBTの存在が「見えにくい」こと。特に、日本ではLGBTを保護する法律の整備が不十分であるため、職場でのカミングアウトは、解雇やハラスメントのリスクが伴います。

カミングアウトできないことがLGBTの働きづらさにつながると話すのは、大学などでLGBTの若者に関する講演を行っている遠藤さん。

「(LGBTの)みんなが口々に言うのは、職場での雑談が難しいということ。プライベートの話になった途端に、何を話せばいいのか分からないという人が多いのです。たとえば、『先週こんな映画を観た』という話をしたときに、『誰と観に行ったの?』と聞かれると、答えづらい。どこまで話せばいいのか常に気を遣う。『クビになっちゃう』というような大きな話でなくても、そうやって日頃から細かく神経を使わなければならない点にストレスを感じる人が多いのです」

企業向けのLGBT施策のコンサルティングを行っている虹色ダイバーシティの村木さんは、
日本の職場でカミングアウトが少なく、当事者の存在が「見えない」ことが、企業のLGBT施策を遅らせていると指摘。

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