スマホやPCデータ、死んだらどうなる?「iPhone解除はFBIでも応じない」

ウートピ / 2016年12月12日 20時45分

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SNS世代の“終活” スマホやPCデータはどうなるの?

今や、スマホやパソコンがなくてはならない時代です。多くの人がスマホやパソコンを使い、LINEやTwitter、Facebookなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用しています。最近では、電話番号や住所も知らず、SNSだけで繋がっている人も多いのでは?

そんなときふとよぎる、「私が死んだら、この繋がりはどうなるの?」という不安。実際に、「父の葬儀の際、スマホのロックが開けず誰を呼べばいいのかわからなかった」という声も聞きました。

スマホやパソコンは、あなたが亡くなった後、どうなるのでしょうか?
一般社団法人デジタル遺品研究会ルクシーの代表理事を務める、古田雄介さんにお話を伺いました。

定額制サイトやFXの落とし穴

「結論から言えば、基本的には『そのまま』です。銀行は大抵の場合、遺族の届け出があって初めて本人の死を知り、口座を凍結します。それと同じで、スマホやパソコンも、持ち主の生死と連動していないからです」(古田雄介さん・以下同)

スマホやパソコンなどのデジタル機器は、中身も含めて、よくわからないまま放置されるということが多いそうです。しかし、生活の中でのデジタル機器の重要性が高まるにつれて、放っておけないケースが増えています。

例えば、

・直近までの仕事
・交友関係
・写真
・インターネットバンクや証券関係

などのデータが欲しい場合、遺族は何とかしてデジタル機器を開こうとします。

突然死の場合は、直近までやっていた仕事に支障をきたすこともあります。故人の交友関係を知るには、スマホやパソコンを調べる必要があるというパターンも珍しくないでしょう。葬儀の知らせを送るために交友関係が知りたい場合や、遺影に使うために写真が必要な場合、葬儀までの時間に迫られながら、デジタル機器と格闘する遺族もいるはずです。

「また、あとで遺族が知らない財産が見つかると、遺産分割協議をやり直さなくてはならなくなります。ごくレアなケースですが、故人がFXなどをしていた場合、借金が残されていたり、気付かない間に負債が増える恐れもあります」

他にも、定額制サイトなどの会員になっていた場合は、亡くなった後も引き落とし先が凍結されるまでは、支払いが続くことになります。しかし、インターネットバンクの口座から引き落とされている場合、遺族がそれに気づくのは、なかなか難しいかもしれません。

あまり人には知られたくないサイトに登録をしている方は、注意したいところです。

iPhoneのロック解除はFBIの要請でも応じない

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