「恋しなくちゃ」と思い込んでいる貴女へ 脳科学者に聞く恋愛のカタチ

ウートピ / 2017年3月6日 20時45分

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脳科学者に聞く恋愛論

「彼氏はいるけれど結婚したいのか、したくないのか自分が分からない」「相手のことを大好きだと言える確信が持てない」「自分にピッタリな人に出会えない」ーー仕事はバリバリこなせても恋愛ごとになると自信を失ってしまう、そんな女性が多いようです。

そこで、以前『友達のフェイスブックにイライラするのはなぜ? 脳科学者と心理学者が解説する「嫉妬」と「妬み」の正体』で悩める女性に助言をいただいた、脳科学者・中野信子さんに再び解決策をお聞きしました。

恋愛はただ好き、心が動く、という感覚が動かしているというのが当然だと思っている人が多いでしょう。でもそこには心ではなく、体と現代の文化が私たちを揺り動かす要素が詰まっていたのです。

みなさんの初恋はいつでしょうか? 幼少期なのか、中学生になってからなのか。誰かのことを好きだと自分の気持ちに気付いたその日から、世界は輝きだしていたと思います。人に優しくなれたり、おしゃれをするのが楽しかったり。

ただこの恋は脳科学の面から推理していくと、ただの“現象”に過ぎないというのです。だとしたら、失恋時の悲しい気持ちもぜんぶきれいに消化することができる……?

脳科学者である中野信子さんにお話を聞きました。

恋愛はかつて「貴族の遊び」だった 

ーー前回、「近年は恋愛の基礎になる教科書がない。恋愛を頑張って行なう必要性が彼女たちにはない」というお話を聞いてから「好きになって、付き合って、結婚する」という恋愛を思い描くのは、時代遅れという気がしてきました……。

むしろ、それは新しい考え方なんですよ。日本でも結婚制度ではお見合いが当たり前でしたよね。恋愛結婚が始まったのは戦後からでしょうか。海外のお話ですが、ルイ王朝時代までさかのぼると、結婚をした後に恋愛が許されるという時代もあったくらいです。

結婚は家の財産を守るための手段であり、共同経営者を探すようなものですよ。そして恋愛は貴族の遊び。高次なものです。しなくても生きていけるし、無理にすることはない。

ーーそこまで話のスケールが壮大になるとちょっと想像の範疇から離れますよね(笑)。では、脳科学の面から考えていくと……恋愛とは?

快楽のスイッチの一つです。まず、人間のやる気スイッチと言われるドーパミン*が出てきます。その興奮性や快楽に対して、恋愛という名前をつけて楽しむ感覚が恋愛です。次にこの人は仲間で大事にしようとする気持ちが生まれて、愛情ホルモンと言われるオキシトシン*という物質が出てきます。

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