不妊から養子を迎えて。12年目の母娘関係から見えてきたもの

ウートピ / 2017年3月21日 14時30分

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養子を迎えて。12年目の母娘関係から見えてきたもの

実子の長女(21歳)と、養子の次女(14歳)。

ふたりの娘の母親であるFP(ファイナンシャルプランナー)の中村芳子(なかむら・よしこ)さん。

40歳を前に二人目不妊に気づいた中村さんが、2歳の女の子を養子に迎えてから、今年で12年が経ちました。シリーズ最終回となる今回は、ついに中村さんの養女となった絵梨子ちゃんが登場。親子インタビューを通じて、「養子という選択肢」について考えていきます。

第1回:養子という選択、理想の家族のカタチ
第2回:「養子」を迎えて。実際に育てた人の話を聞いてみた

14歳の誕生日を迎えて

インタビューが行われたのは、2月半ばのよく晴れた日曜日。待ち合わせの約束をした教会の隣のカフェに、絵梨子ちゃんはひとりでやってきました。そこは礼拝のために毎週末親子で通っている教会なのだそう。

「お母さん、後から来ます。いつも遅れてくるんです」

そう言ってニコニコしながら席に着く絵梨子ちゃん。ちょうど数日前に14歳の誕生日を迎えたところで、アメリカで暮らす姉の友紀さんからプレゼントされたというピンク色のトレーナーを着ていました。

胸には「Different」という言葉が。「人と違っていることを誇らしく思おう」そんなメッセージが込められているとのこと。

「ご両親からは何をもらったの?」

私が投げかけたその質問に、頬杖をつきながらうーんと考えてから楽しげに答え始める絵梨子ちゃん。

「誕生日がバレンタインデーだから、かわいいチョコをもらった。あとはママがレストランに連れていってくれました」

「それだけ?」

自分の14歳の頃を振り返れば、欲しい物が、延々とリストになるくらいたくさんありました。もし、誕生日プレゼントが「チョコとレストランでの食事だけ」だったら、きっと頭にきて数日親と口を聞こうとしなかったでしょう。

「物はすぐ捨てちゃうから。アメリカのいとこもそう。たくさんプレゼントもらうけど、ちょっと使ったら飽きて捨てちゃう。だから物は要らないの」

コーヒーを注文しながら、おしゃべりをしているうちに、お母さんである中村芳子さんが到着。いよいよ親子インタビューが始まります。

友達は養子であることを知ってるの?

絵梨子ちゃんは現在、中学2年生。学校では自分が養子という話はするのでしょうか?

娘:わざわざ自分からは言わないかな。聞かれなければ誰も、自分が長女だとか次女だとか言わないでしょ。それと同じ。でも、友達から「お姉ちゃんとあんまり似てないね」って言われたら、「だって私、養子だもん」と答えるけど。

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