「今思い描く20年後に縛られないで」 未来に不安を感じた時の対処法

ウートピ / 2018年1月17日 20時45分

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未来に不安を感じた時の対処法

17年の専業主婦生活を経て、現在は起業家という異色の経歴を持つ、薄井シンシア(うすい・しんしあ)さん。

薄井さんに、「キャリアの小休止」が本当に人生のデメリットになってしまうのか聞いたこの企画、第3回となる今回は漠然と感じてしまう不安への対策方法について聞きました。

第1回:自ら専業主婦になると決めたけど、働く友人に嫉妬…
第2回:パート仕事も無理。両立はあえて「しない」と決めた

今の延長線上に未来がある

——前回、他人と周囲の環境は変えられないから、置かれた環境の中で精一杯やることが大事だと伺いましたが、働いていると、「今やっていることに意味はない」とか「自分がやっていることは雑用なんじゃないか」と感じる瞬間もあります。だから、誰にも負けないような特別なスキルが欲しい、とも。

薄井シンシアさん(以下、薄井):みなさんスキルにこだわりますよね。私はそこにこだわりません。ただし、「どうやったらそのスキルが身につくか」はとても考えますけどね。

——というのは?

薄井:私が52歳の時に始めた電話受付のパートは時給1300円でした。確かにそんなに難しいことを任されているわけでもない。ある時、職場で古参メンバーに「ろくに電話も出られないくせに」って嫌味を言われたんです。

——わかりやすい嫌味ですね。

薄井:でしょう。そこで私のチョイスは2つ。ひとつは仕事を辞めること。でも、それをやっちゃったら、次はないですよね。もうひとつは、嫌味を言った人とケンカすること。でも、入ったばっかりの私が職場に長くいる人とケンカしても自分のプラスにはならない。じゃあ、自分のプラスになるようなケンカの方法は……?

——ケンカはするんですね(笑)。

薄井:自分にも周りにもプラスになるようにね。それは、徹底的に電話に出ることだと思いました。私ね、定義するのが大好きなんですよ。まず、正しい電話の出方が何か定義して、テンプレートを作りました。そしてその型どおりに完璧に繰り返す。自然にできるまで体に叩き込みました。すると、1年後には私の方がお客さんも増えて、売上も上がったのです。

20年先が見えなくてもいい

——見事な勝利ですね。1年コツコツとやり続けられたのがすごいなって思いました。目の前の仕事をやり続けることが何になるんだろうって考えて、モチベーションが下がってしまう人も少なくないと思うので。

薄井:それは、先のことを考えすぎ。仕事の話から離れてしまうけど、先日うちの娘が結婚したんです。でも、結婚に踏み切るのをずいぶん渋っていて……。

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