「人間関係で苦労した人」を支配人に 東横インが“業界未経験者”を採用する理由

ウートピ / 2018年2月14日 20時1分

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東横インが“業界未経験者”を採用する理由

信念と情熱を持って行動している女性を表彰する「エイボン女性年度賞 2017」授賞式が1月29日、東京都内で開催され、教育賞に「株式会社東横イン」代表執行役社長の黒田麻衣子さんが選ばれました。

東横インは、全国に260ホテル、海外に10ホテルを展開。支配人の98%が女性で、業界未経験の30代後半〜40代後半の女性を積極的に採用していることでも知られ、黒田さん自身も「日本一女性が働きがいのある職場を目指して」を掲げています。

“社長”と言うと「遠い存在」と思ってしまうかもしれませんが、黒田さんはカリスマ経営者と呼ばれた父親のあとを30代で継ぎ、「私で大丈夫なのかな?」と不安を抱えながら働いていたと言います。

そんな黒田さんに「マネジメントを任されたけれど、そもそもチームの人間関係がうまくいっていない」「30代で新しいことに挑戦するのは無謀?」など、働く女性なら誰もがぶつかりがちな仕事の“壁”を乗り越えるためのヒントを3回にわたって聞きました。

支配人の98%が女性

——東横インはお父様が1986年に創業されて、黒田さんは2012年に社長に就任されたんですね。

黒田麻衣子社長(以下、黒田):はい。もともと就職のタイミングで、2002年に東横インに入社したんですが、父の会社だと思っていたのでまったく継ぐ気はなかったんです。

子どもを産むタイミングで辞めたんですが、会社の不祥事で「会社がなくなってしまうかもしれない」となったときに副社長として2008年に復帰しました。社長に就任したのはそれから4年後ですね。それまではまったくの専業主婦でした。

——専業主婦がいきなり社長ってすごいですね。東横インは支配人の98%が女性なんですよね。

黒田:それは創業当時からで私が始めたことではないんです。創業以来、女性のきれい好きなところ、細やかな心配りや近所付き合い、家計簿のやりくりに長けているという特性を活かしてホテル運営をしてきました。

今回、教育賞をいただいたのも「女性の支配人を積極的に登用している」というのがひとつの理由なんですが、個人賞というよりは会社でいただいた賞だと思っています。

——女性が管理職になりたがらないというニュースもときどき報じられますが、支配人がほとんどが女性というのもすごいなあと。

黒田:それは、そもそも「リーダーをやりたい」と言ってる人を募集しているからなんです。新卒から採用してずっと育てて、というよりは、最初からホテルマネジメントをしたいという人を見つけて採用しているんです。

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