転職に迷う貴女へ 「キャリアの8割は偶然」という考え方について聞いてみた

ウートピ / 2018年3月13日 20時45分

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「キャリアの8割は偶然」という考え方について聞いてみた

新卒でベンチャー企業に入社し、バリバリ働いたのち大学院に入学。学生とフリーランスという2足のわらじ生活をするも、博士課程終了前に妊娠出産、専業主婦へ……。そして現在はフリーランス協会の代表理事を務める平田麻莉(ひらた・まり)さん。

「自分で決めたことにも、環境に流されてみたことにも等しく価値があった」と平田さんは言います。それは、あるキャリア論に影響を受けているのだとか。そのキャリア論とは?

「なりたい」より「目の前のこと」

——その時々の選択を大事にした結果が今だとのことですが、するとやっぱり現在の仕事も“目指して”いたわけではないんですよね?

平田麻莉さん(以下、平田):はい。何か組織を作りたいと思っていたというより、シンプルに目の前の社会課題を解決するには、フリーランス協会が必要だと思ったんです。

というのも、フリーランスとして8年働いて、この働き方をとても気に入っているのですが、困りごとも多くて。たとえば、何かあった時に自分の代わりになってくれる人がいない。育休・産休がないし、保活でも不利になりやすい。同じように困っている人も多いはずだ、と思ったことがきっかけです。

さらに、シェアリングエコノミーやクラウドソーシングなどの発展で、フリーランスとして活動する障壁も下がってきて、フリーランス人口も増えているので、困りごとを解決する仕組みをアップデートするなら今だな、と。それを話したら、SNSのコメント欄やランチ会で盛り上がって。フリーランスで働いている人のリアルな声を集めて、社会に届けられる場所を作ろう、という流れになりました。

——ランチ会が行動するきっかけに?

平田:そうですね。困りごとや興味関心のあることにアンテナを張っていると、「あ、今やらなきゃ」って思うタイミングがあって。その時はそのランチ会がそうでした。なんというか、オポチュニティ(機会)をキャッチしやすいのだと思います。

計画的偶発性理論って?

——でも、私だったら「今だ」と思っても、そこまで行動できるかどうか……。

平田:ランチ会の段階では、「協会」という形は想像もしていませんでしたよ。でも、どんどん目の前の機会をこなしていくうちにこの形になった。キャリア理論のひとつに「計画的偶発性理論」(プランドハップンスタンスセオリー)というものがあるのをご存知ですか?

——スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱したものですよね。名前は聞いたことがあります。

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