「とりあえず強い日焼け止めを塗る」はNG 花王研究員に聞く、紫外線対策

ウートピ / 2018年4月3日 20時45分

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花王研究員に聞く、紫外線対策

季節の変わり目で肌の調子がイマイチ、暖かくなってきたのは嬉しいけれど化粧崩れが気になってきた、そろそろ紫外線も気になる……と肌にまつわる悩みは尽きないもの。

「20代の頃と比べて皮脂が減ってきたな」など、自分の肌の変化を感じている人も少なくないのではないでしょうか?

そこで、花王スキンケア研究所で上席主任研究員を務める次田哲也さんに「肌との付き合い方」について3回にわたってお話を聞きます。

最終回のテーマは、「紫外線との付き合い方」です。

【1回目】花粉と“ゆらぎ肌”の関係は? 気をつけたい春の肌ストレス

【2回目】朝のお湯だけ洗顔はNG?スキンケアの基本

紫外線は年中対策して

——スキンケアは「洗う」「補う」「守る」が基本というお話でした。今回は「守る」の部分を伺いたいです。

次田哲也さん(以下、次田):「守る」というのは紫外線対策なんですね。

紫外線って実は肌に直線的に入ってこないんですよ。実は散乱して乱れて入ってくる。紫外線は散乱光って言うんですね。

なので、日影にいても日に焼けちゃうというのは、紫外線は散乱光だから。日影にいたら当たらないだろうとか、曇りや雨の日だったら紫外線はないだろう、というのはすべて間違い。太陽が上がっていれば紫外線は必ず降り注いできます。

——ということは、1年中、紫外線対策は必要ということでしょうか?

次田:はい、もちろん。そういう意味でも肌を「守る」=紫外線対策なんです。

紫外線が降り注ぐピークはお昼頃なので、外に出るときは日焼け止めを塗ったり、長袖を着たり、帽子をかぶったりしてなるべく直射日光を避けてください。

日焼け止めの選び方

——これから夏に向けてSPFやPAが高い「日焼け止め」を使用するシーンが増えてくると思うのですが、どのように使い分ければいいのでしょうか?

次田:そもそも紫外線には、UVBとUVAの2種類があるんですが、SPFはUVBから、PAはUVAから肌を守る効果の目安になります。

UVBは、大部分が表皮で吸収され、繰り返し浴びるとしわやしみなどの皮膚老化を促進します。UVAは、肌の奥深く真皮まで届いて肌の弾力の低下や、しわ、たるみの原因になります。雲やガラスを透過するため、くもりの日や室内にいる場合でも肌に影響を与えるのがこのUVAですね。

ということを踏まえた上で、どう日焼け止めを選べばいいの? という話になると思うんですが、花王では生活のシチュエーションで使い分けてくださいという部分を大切にしています。

「とりあえず強い日焼け止めを塗っておく」はNG

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