恋愛では治らない! 摂食障害を抜け出すための「正しい自信」の育て方を心理カウンセラーに聞く

ウートピ / 2014年7月18日 18時0分

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恋愛では治らない摂食障害の克服方法

前編に引き続き、多くの女性が悩んでいる摂食障害とその治し方について、心理カウンセラーの福山裕康さんにお話を伺いました。

>>【前編】摂食障害は「ありのままの私で愛されたい」心の叫び 自力で治すのは難しい女性の病を心理カウンセラーが解説

恋愛に期待すると、むしろ悪化してしまうケースも多い

――親にもらいたかった愛情を、「恋愛」に求めていく女性も多いと聞きました。

福山:たくさんいます。パートナーの方が症状を理解し、本人の話を聞いて応えてあげると、治っていくケースもあります。しかし残念ながら、恋愛がむしろ症状を悪化させてしまうケースも多くあります。自分の気持ちを言えず、嫌われまいと恋人の望むように行動してしまう。つまり親と同じく、恋人の前でも「いい子」でいようとするのですね。結婚しても本当のことを言えずに我慢し続け、悪化してしまうケースもあります。恋人の愛情で治すのが難しいのは、男性にはこの病気が真に理解しがたいからだと思います。食や見た目に囚われる気持ちも、いい子でいようとしてしまう気持ちもなかなか理解しづらいようです。男性の場合、精神的に辛くなるとアルコールやギャンブルなどに向かいますし。

快復には 「家庭の理解」が何より大事

――そうすると、治療にはやはり「家族」が一番適していると。

福山:そう思います。とにかくまずは、親に病気を正しく理解してもらうことが大切です。この病は「食べる、食べない」の問題ではないこと、本人の心の不安やもやもやを取り除いてあげなければならないことを知ってもらいます。「食やスタイルのことを本人に言わないようにして、ただただ、よく話を聞いてあげてください」とお願いします。詳しい本などを渡して、病への理解を促すこともあります。

――どうやって治っていくケースが多いのでしょうか。

福山:人それぞれなので一概には言えませんが、家族の理解が得られるとすんなりと治るケースもあります。拒食の場合は特にそうですね。とにかく、この病には「家族のありかた」が何よりも大事です。家族にどうしても言えないという場合は、一緒にカウンセリングに来てもらって、第三者から伝える、という方法を取ることもあります。どうやっても親に向き合ってもらうことを期待できない場合は、「再養育法」といった方法で、愛されて育つイメージを擬似体験させることで、完治を目指すケースもあります。

――遠野なぎこさんも告白していますが、「きょうだい関係」も発症に関連がありますか?

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