あなたが、友人が、もしもレイプ被害に遭ってしまったら? 知っておきたい“正しい知識”

ウートピ / 2014年7月27日 12時0分

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知っておきたい“レイプの正しい知識”

前編では、レイプクライシスセンターTSUBOMI代表の望月晶子さんに、日本での強姦・準強姦事件に対する司法や社会の扱いについてお話を伺いました。後編では、実際に被害に遭ってしまったときに知っておくべきこと、そして身の回りの人が被害に遭ってしまったときの理想的な対応について伺います。

>>【前編】「なかったこと」にされる性暴力 被害者支援団体の代表に聞く、レイプをめぐる社会の問題点

被害に遭ってしまったときには

強姦は、被害者の心身を傷つける犯罪。被害者は、強姦時に大変強い恐怖を味わうことから、被害後、精神不安定や不眠、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの精神的反応を経験することがわかっています。また、ケガを負ったり、妊娠や性病感染のリスクにさらされるなど、身体的な被害も深刻です。心のケアも重要ですが、被害直後は「まずは身体の安全の確保を」と、望月さんは訴えます。

被害後は、どうか72時間以内に産婦人科に行くようにしてください。たとえケガがなかったとしても、妊娠と性病の検査をし、自分の身体を守ることが大切です。検査の費用などは、警察に被害を訴えれば、負担してもらうこともできます

産婦人科では、妊娠を防ぐための緊急避妊を行うことも可能です。また、被害者の同意のもと、強姦を起訴する際に必要な加害者の体液・体毛などの証拠採取を行う場合もあります。ただし、こういった性暴力被害への対応に必要なスキルが不足していたり、被害者への配慮が十分といえない産婦人科があることも事実。神奈川県や福島県には、強姦被害に対する積極的な対応を打ち出している産婦人科のネットワークがあるので、上記二県に住んでいる場合、そういったネットワークに加盟している産婦人科にあたるとよいでしょう。他の地域では、性暴力被害者を支援する機関や、警察に産婦人科を紹介してもらうことができます。

強姦被害後は、上記のような産婦人科医療にとどまらず、相談・カウンセリング等の心理的支援、捜査関連の支援、法的支援等、多岐の分野にわたる専門的なサポートを受けることが望ましいです。そういったサポートを一か所で提供しているワンストップ支援センターが各地にあるので、被害後にそういった場所とつながることも大切です。レイプクライシスセンターTSUBOMIでも、ワンストップ支援を目指し、電話相談・メール相談を実施しています。

身近な人が被害に遭ってしまったら

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